英語での褒め言葉 ー ネイティブはどのように人を褒めるでしょうか

英語の褒め言葉の一覧
Luke
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。日本語で英語を説明することが趣味です。

家族や恋人が何か成功した時、友人や同僚が何かを成し遂げた時など、相手にどのような英語をかければ良いのでしょうか。

驚く言葉が重要

イギリスやアメリカでは、相手を褒める時には、驚く言葉を多く使います。例えば、友人が何か良い理由で新聞に載ったら、Wow, that’s amazing! と言ったりします。

それが、さほど驚くようなことではなくても、多くのネイティブは wow や no way のような驚きの言葉を使います。 
いくつかの例文を挙げます。

友達が、電話してきたとします。

Hey, guess what? Yesterday I ran a half marathon!
ちょっと聞いてよ。昨日、ハーフマラソンに出た!

ネイティブは No way!、Really?、Wow!のような驚きを表す単語を使います。

No way. That’s awesome!
まさか。それはすごい!

Really? Are you kidding me? That’s great.

Wow! That’s brilliant.

That’s incredible!
それはありえないぐらいすごい!

That’s unbelievable.
それは本当にすごい!

ルークのアドバイス
Luke
Are you kidding me?は「馬鹿にしてんの?」という意味で良く使われていますが、この場合「マジで?」や「本当ですか?」のような意味になります。

次は、褒め言葉のパターンを見てみましょう。

英語の褒め言葉のパターン

上記の全ての例文にもあった通り、よく that を形容詞の前に置きます。この場合のthat は、相手が言った事を表しています。そして、that の後には ’s を付けます。’s は is の略語ですが、that の後に is を付けると、少しかしこまった感じがして不自然なので、that’s を使った方が良いでしょう。

褒め言葉のパターンは?

That’s + 形容詞.

副詞と形容詞をよく一緒に使います。

褒め言葉のパターンは?

That’s + 副詞 + 形容詞.

褒め言葉の構文は他にも沢山ありますが、僕が一番よく使ったり耳にしたりするのは上記のパターンです。

次は、よく使われている形容詞を見てみしょう。

大げさに褒めましょう!

アメリカでは、good だけで相手を褒めると、少し冷たい印象を与えるので、大げさに褒めた方が丁寧だと思います。

ですので、That’s good. より very good や amazingと言った方が良いでしょう。

That’s good.を感情を込めずに言うと、冷たく、皮肉っぽく聞こえます。

以下のフレーズを使うと、英語ネイティブをより喜ばせます。

良いから最高までの褒め言葉

good

goodを使うときには、very やreallyと一緒に使った方が良いです。

Wow. That’s really good!
すごい!それは本当にいいね!

great

アメリカで使われている褒め言葉の中には、greatが一番よく使われていると思います。

That’s really great!
それはめちゃいいね!

fantastic

fantasticはもともと「空想の」という意味ですが、現在「素晴らしい」という意味になります。

What a fantastic cat you have!
あなたの猫は本当に最高だ!

amazing

amazingはgreatよりすごいというニュアンスです。

You really are amazing!
あなたは本当にすごい!

superb

イギリス人は superbという単語を良く使います。

Wow! Your Japanese is superb!
すごい! あなたの日本語は最高です!

brilliant

brilliant: amazing と同じようなニュアンスの言葉ですが、イギリス英語です。
incredible:amazingより強いニュアンスの言葉です。
perfect:「完璧な」という意味ですが、本当に完璧な場合にだけに使う訳ではないので、「incredible」と同じくらいの強さの言葉だと思います。

スラングの褒め言葉

スラングの褒め言葉も沢山あります。

coolはgreatと同じようなニュアンスです。

awesomeは若者言葉で、coolより強いニュアンスの言葉です。

dopesickもはawesomeの使い方に似ています。

「落ち着いている」を意味するchillも褒め言葉として良く使われています。

形容詞と副詞を合わせるとき、注意が必要

最後に、that’sと形容詞の間に入れる副詞を見てみましょう。

perfectly:これには副詞を組み合わせない方が良いです。「perfectly」には「100%」という意味があるので、副詞を付けてそれ以上にするのは論理的に変だからです。

very:「good」と「cool」のみと組み合わせることが出来るでしょう。それ以外の言葉と「very」を組み合わせると、少し違和感があります。なぜなら、「great」や「amazing」という言葉には、すでに「very」のようなニュアンスが含まれているからです。

really、truly:この2つの言葉は「very」と違って、先ほど挙げた形容詞の大半と組み合わせられます。ただ、「really good」はよく使われていますが、「truly good」は少し違和感があります。

absolutely:「極めて」という意味なので、強い響きのある形容詞と一緒によく使われています。

fucking:皆さんもご存知の通り、これは下品な言葉です。それなので場所や相手を選んでしか使えませんが、先ほど挙げた形容詞の全てと組み合わせられます。仲の良い友人と話すならとても便利ですね。

fuckingよりfreakingやkick-assの方がもう少し丁寧なスラングです。

これについて褒め言葉のクイズに是非チャレンジしてみてね。

よりユニークな英語の褒め言葉

  • You’re a great listener. あなたは聞き上手ですね。
  • You have an amazing laugh. あなたの笑いが好きです。
  • I’m inspired by you. あなたから閃きを得る。
  • You’re a breath of fresh air.あなたは新鮮でいいね。
  • You bring out the best in other people. あなたは他人から長所を引き出す。
  • You set such a great example.あなたは良い手本を示す。

英語ネイティブ向けの褒め言葉の一覧のサイトも参考になると思います。

ちなみに、相手から褒め言葉を釣る人に対して、Stop fishing.というフレーズが使えます。

イギリス人が良く使う褒め言葉

イギリス人はlovely, marvelous, superb, fabulousはよく使います。例えば、ロアルド・ダールのGeorge’s Marvelous MedicineやAbsolutely Fabulousというイギリスのコメディーです。

英語の褒め言葉の答え方は日本語と違う

日本語で褒められたら、「そんなことないです」のように否定するでしょう。英語では、「褒めてくれてありがとう」は良く言います。

Thank you for the compliment.
褒めてくれてありがとうございます。

What a wonderful compliment. Thank you so much!
何と素敵な褒め言葉です。ありがとうごございます。

または、褒められたら、答えとして相手も良く褒めます。これは return the compliment 「返礼する」と言います。

You have beautiful hair!
I have beautiful hair? Your hair looks absolutely amazing!
あなたの髪の毛が綺麗!
私の髪の毛が綺麗? あなたの髪の毛はめちゃ綺麗だ!

イギリス人は日本人により似ている褒め言葉の答え方をすると思います。

Not at all.
そんなことないよ。

If only that were so.
そうだったら、いいのに。

21 件のコメント

  • はじめまして、Lukeさん:)
    いつもこのサイトで楽しく英語の勉強をさせてもらってます、
    赤い枠の上から2つ目の、”Are you kidding me?”
    という表現は「馬鹿にしてんの?」って意味だと
    思ってたんですけど、ここでは少し意味が違いますよね?
    ケンカ以外では他にどういった使い方ができるんですか?

    • いい質問ですね! Mioさんが言う通りに、”Are you kidding me?”は良く「馬鹿にしてんの?」と言う意味ですが、この場合、Are you kidding me?は「マジですか?」と言う意味になります。Mioさんのコメントを記事に付け加えますね。ありがとうございます。

  • Your lesson is soooo useful and easy to understand!!
    I always see one page every night and learn a lot
    I enjoy using slangs I knew from this website
    I really appreciate you improving my English and promoting my motivation! 😀

  • brilliant ‼︎
    最近、ここを見つけました。素晴らしいですね‼︎ 賢い方だと思い、ありがたく読ませて頂いています。

  • 突然すみません。
    iKnowという英語サイトのhttp://blog.iknow.jp/posts/2449
    の記事の内容が、Lukeさんのこの記事の内容に良く似ているのですが…
    今流行りの剽窃でしょうか…
    不適切でしたら削除して下さい。
    お知らせ迄。

  • 世界のいろんな国や地域の人と話がしたくて、もう何年も英語学習を続けています。でもまだまだわからないことがたくさん。今日、WW IIになぜtheがつかないのか調べていて、こちらのサイトを知りました。すごく実用的で感激しています。これからひと項目ずつ読むのが楽しみです!
    あと、お父さまの絵がすごくあったかくて。。素敵です(^-^)/

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。