アメコミの効果音の取説

オノマトペの英語
Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

日本の漫画と同じように、アメリカのコミックを開くとオノマトペで溢れています。ドアを開けたり、ジャンプをしたり、銃を撃ったりするときの音を、多くのアメリカのコミックは鮮やかな色文字 を使いながらオノマトペで表現します。

特に、バットマンやスーパーマンなどのオノマトペの使い方が有名です。例えば、バットマンが戦う場面では、pow、bam、clunkなどの一般的なオノマトペを使うだけではなく、thwapp、zlonk、eee-yow、ker-splooshといった独特のオノマトペを生かしています。 オノマトペはキャラクターのキャッチフレーズにも使われています。例えば、DCコミックスの Spider-Man(スパイダーマン)といえば、彼の手首から発射されるクモの糸を思い浮かべる人が多いと思います。この音は、thwipで表します。マーベル・コミックの スーパーヒーローであるWolverine(ウルヴァリン)の場合、指の関節から出る金属の爪は snikt で表現します。そして、Nighcrawler (ナイトクロウラー)のテレポーテーションの音は bamf になります。

aargh アーッ(嫌がるとき)
bam バンッ(衝突音、何かが急に起こったときの音)
click パシャ(カメラのシャッター音)
clunk, clank ガチャ(金属の音)
crack ポキ、 バキ(骨や枝が折れる音)
creak ギー(ドアがきしみながら開く音)
kaboom, boom ドッカーン、バーン( )
mwah, smooch, smack チュッ(キスの音)
oooff フーッ(息を切らしたとき)
pew-pew ピューピュー(レーザー銃の音)
plop ポチャン(水に落ちる音)
pop, bang パンッ(風船の割れる音)
pow, sok, zonk, bam, kapow パンッ、バシッ

(拳でたたかれたときの音)

rat-at-at-at-at-at ダダダダダダ(マシンガンの音)
snap ポキン(折れる音)
splat ピシャ(柔らかい物が地面に落ちる音)
swish シュッ(バスケットボールがリングのネットをかする音)
thud, thunk ドスン(重い物が地面に落ちる音)
tick tick tick チクタクチクタク(時限爆弾の音)
ticktock チクタク(時計の音)
wham ガーン、ドカン(強くぶつかる音)
whoa おっと、うわー(びっくりしたとき)
zap バシッ、ビュッ(レーザーや電気の音)

他のオノマトペについてもっと知りたい方は是非最近出版された英語でオノマトペ表現を読んでみて下さい!

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。