「fancy」を使ったイギリス英語のフレーズ -「I fancy you」、「fancy that!」と「fancy dress」

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

今回、「fancy」を使った三つのフレーズを説明します。以下のフレーズは主にイギリス英語です。

まず、「I fancy you.」というフレーズをみてみましょう。中学校の時に、僕はたまに好きな女の子に「I fancy you」と言いました。この場合、「I fancy you」は「あなたが好きだ」という意味になります。しかし、このフレーズはイギリス人の子供だけが使うフレーズなのです。つまり、幼い恋愛を示しているフレーズです。

次は、「fancy that」というフレーズです。「fancy that」は「驚いた」や「まさか」という意味です。「well I never!」の意味と使い方にとても似ています。「fancy that」はイギリスでよく使われていますが、少し古風なイメージがあるので、若者はこの表現をあまり使いません。
次のフレーズは「fancy dress」です。「fancy dress」は仮装服という意味になります。「fancy dress」はイギリスのコスプレというふうに考えてもよいでしょう。イギリスでは「fancy dress parties」もよく開かれています。しかし、このパーティーでは漫画やアニメのコスプレではなく、有名人や伝統的な仮装を着る人が多いです。イメージとしては、男性がよく着る仮装は牧師やサッカー選手です。女性がよく着る服はメイドや看護婦の服です。

6 件のコメント

  • Hello Luke,
    Thank you for the uproading of your website regularly. I’m learning from your website a lot. I was not sure when you say that word ‘fancy’. My only British friend says that word sometimes and I think I know what it means now. Thank you.

  • I don’t know if I can say this here but I just tried to email you yesterday. If you got it then that’s me. すみません、コンタクトをどうやって取ったら良いのか分からなかったのでメールしてみました。

  • Leave a Reply to Miyo コメントをキャンセル

    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。