「I will be back」の意味と使い方、そして、「I will come back」と「I will be back」の違い

Luke
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。日本語で英語を説明することが趣味です。

ターミネーターという映画を観た方は「I will be back.」という英語のフレーズを聞いたことがあるでしょう。「I will be back」は「帰ってくるぜ」という意味になります。でも、なぜネイティブは「I will be back」と「be」を使うのでしょうか。そして、「I will be back」と「I will come back」の意味は同じでしょうか?

「I will come back.」というと、「ここに戻るよ」という意味になります。つまり、「私の戻ってくる場所はここ」を強調します。「I will be back」という時には、たまに「I will come back」と同じ意味になりますが、必ずしも同じ場所に戻るという意味にはなりません。

通常、「I will be back」の「be」は自分の存在を強調します。例えば、ターミネーターは未来から来たロボットで、「I will be back」というと、「これからいなくなるけど、いつか戻るよ。いつかまた過去の地球に存在するよ。」というような意味です。もう一つの例を挙げてみます。ウラジミール・プーチンが大統領の任期を満了した時 に、彼も「I will be back」というフレーズを使えばいいと思います。つまり、プーチンは大統領やめるので、一旦は政界からはいなくなります。しかし、プーチンはまた大統領になって、出来るだけ早く政権に復帰したいのです。
「I will come back」 は、戻ってくる行為自体に、「I will be back」 は、戻って来てそこに存在することにフォーカスした表現です。「be」は自分の存在を強調するので、ターミネーターにとっても、プーチンにとっても、戻ってくるという行為よりも、戻った後でその場に君臨して存在感を示すことの方が重要です。
ちなみに、普通に「I will come back」という時に、これから遠いところに行きます。例えば、家を出て、スーパーに行くと、「I will come back soon」などの英語が適切です。もし、友達のトイレを借りて、家の二回に行くと、「I will be back」が適切です。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。