お酒は英語で何という?

Luke
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。日本語で英語を説明することが趣味です。

海外では、日本酒が年々人気になっています。僕が一番好きな日本酒は「獺祭」なのですが、獺祭も海外でとても人気があります。面白ことに、新世紀エヴァンゲリオンにも登場しているようですね。

英語で「日本酒」は sake や Japanese rice wine と呼ばれています。僕は日本に来た頃、「酒」と言ったら日本酒のことだと思っていました。あるとき日本人の同僚と週末の仕事終わりに飲みに行ったのですが、彼が「やっと酒が飲めるぞー!」と言ってビールを頼んだので、頭の中がクエッションマークになったのを覚えています。それでは、英語で「酒」を表すには、どのような英語を使うのでしょうか。
一番多く耳にするのは、alcohol や drink です。

You always drink way too much alcohol.
君はいつもお酒を飲みすぎるよね。

At last, we can drink!
やっと酒が飲めるぞー!

Do you want a drink tonight?
今夜一杯どうですか?

普通の飲み物を意味する drink とお酒を意味する drink を区別するのは難しいと思うかもしれませんが、だいたいの場合はTPOで判断することが出来ます。
スラングでお酒を表すには、booze という英語がオススメです。

Do you have any booze?
何のお酒がありますか?

alcoholic beverages という英語もありますが、これは硬い英語で看板などで見かけます。

No alcoholic beverages are allowed on the train.
この電車では飲酒禁止です。

お酒は子供が飲んではいけない飲み物なので、adult beverage とも呼ばれています。
年配のアメリカ人の中では、お酒を poison と呼ぶ人もたまにいます。初めて聞いた時はかなり驚きました。

What’s your poison?
君はどんなお酒が好きかね?

皆さんは、お酒を飲むと勇気が出ると感じことはありますか?英語では、お酒を liquid courage と呼ぶこともあります。直訳すると、「液体状の勇気」になります。

Before I talk to that girl, I need some liquid courage.
あの女性と話す前に、酒を飲まなきゃ。

またイギリスで、お酒を Dutch courage つまり「オランダ人の勇気」と呼んでるのを耳にしたこともあります。17世紀、オランダはイギリスのライバルでした。そこで、オランダ人は「お酒を飲まないと勇気が出ない」という軽蔑的なジョークがイギリスで流行り、その時代から、Dutch courage というフレーズが使われているそうです。

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。