「catch 22」の意味と使い方

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。

「Catch 22」は、この題名の小説に由来するフレーズです。「Catch 22」とは「ジレンマ」や「矛盾している状態」を示しましす。

この小説は、第二次世界大戦でのアメリカ人飛行士の話です。飛行士にはルールブックがあり、「Catch 22」とはそのルールの中の一つの事なのです。

このルールによると、狂気に陥った者は、飛行機を飛ばすことが出来ません。しかし、第二次世界大戦で飛行機を飛ばすのはとても危険な事だったので、それでも飛行機を飛ばしたい者は、気が狂っているも同然です。しかし、危険なので飛ばしたくないという理由から、自分が狂っていると申し出ても、自ら狂気を意識出来る程度ではまだ狂っているとは認めらず、結局自分がまだ正常だという証拠になってしまいます。
そのため、結果皆が飛行機を飛ばさないといけないのです。これが「Catch 22」の矛盾点です。この小説はとても上手に書かれていて、「Catch 22」は日常会話で使われるようになりました。「Catch 22」のように矛盾している状況の時には「that’s a catch 22」と言います。
(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

I really believe that it’s a catch 22 situation.
それは本当に出口がない矛盾している状況だよね。

It’s a catch 22, isn’t it?
それは矛盾しているよね。

ABOUT LUKEこの記事をかいた人

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

3 件のコメント

  • こういう解説めっちゃ助かりますね〜。「簡単な単語の組み合わせ」は日本人がネイティブとの会話で一番苦労するポイントで、しかも辞書や教科書には絶対解説が載ってないので!新聞の見出しとかでよく見る”take(s) hit”も、ウェブQ&Aや、辞書では絶対に見つからないので、最近になってやっと分かったぐらいです。
    This is really helpful! “Idioms composed of easiest words around” are the biggest obstacles for Japanese to converse with natives, as no dictionary or textbook ever explain them. Lately I myself finally came to understand the meaning of “take(s) hit,” which is often seen on newspaper headlines but which no website, no dictionary, no web forum mentions.

  • この前YouTubeで動画を観ていたら、その動画の人が”alright, now I’m gonna explain this in cubicle to cubicle”と言ったのですが、これはどういった意味なのでしょうか?
    返信待ってます。

  • Leave a Reply

    Your email address will not be published. Required fields are marked *