前置詞の「save」の意味と使い方 ネイティブのアドバイス

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

皆さんは「save」という動詞を聞いたことがあるでしょうか。「save」の意味は幅広くて、かなり柔軟な単語です。例えば、「save money」の意味は「貯金します」。「save a person’s life」の意味は「人の命を救う」で、「save appearances」の意味は「世間体を保つ」です。それと「save a seat」は「席を取っておく」を意味しています。さまざまに、動詞の「save」は日々耳にする単語です。前置詞の「save」にもしばしば遭遇しますが、日本語の教科書では、それほど多くは見かけないと思います。前置詞の「save」には、「except」や「with the exception of」という意味があります。印象としては、前置詞の「save」はやや古めかしいですが、通常の会話で使われない単語というわけではありません。日本語では、「を除いて、は別として、以外には」という単語が「save」の意味に近いと思います。

それでは、幾つかの例文を挙げてみました。

I could hear nothing save for the dull thunding of my heart.
自分の心臓の鈍い鼓動を除いては物音一つ聞こえなかった。
You read nothing save magazines.
あなたは雑誌以外は読まない.
I knew nothing about her save her name.
彼女のことについては名前以外は何も知らなかった。
He would be a perfect husband, save for one thing. He has webbed feet.
彼は完璧な旦那様ですが、一つだけ問題がある。彼の足には水かきがあるのだ。

3 件のコメント

  • Hello:)
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    I’ve been learning English for about 5 years, and now I teach it to おじいちゃんandおばあちゃん at a community center. But my English is too bad yet…
    Well, it was bit difficult for me but was interesting. Thank you so much.
    And your Japanese is perfect! maybe better than me:)
    I will visit here sometimes.
    お見知り置きを;)

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。