だらだらするを表す英語 ~ muck around, muck about, doss around, fart around, faff about, mess around, fool aroundの意味

Luke
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。日本語で英語を説明することが趣味です。

今回、七つの単語を紹介します。全ての単語はほぼ同じ意味なので、これら7つの単語をセットとして覚えたほうが良いでしょう。

fart around、doss around、 muck around、mess around、fool aroundは「around」で終わり、muck aboutとfaff aboutは「about」で終わります。これら全ての単語は動詞で、特に何もしない、だらだらする、ブラブラして時間をつぶす、などのニュアンスで使われています。

What did you do yesterday?
Oh, I was just dossing around.
昨日何してた?
ブラブラしてただけだよ。

全ての単語は面白い表現で、I didn’t do anythingという簡単な英語より表現力が高いでしょう。そしてこれらの中でfart aroundは少し下品な表現です。なぜなら文字通りの意味だと「色んなところでおならをする」だからです。しかしネイティブはこの動詞を聞いても特におならを思い浮かべることはないでしょう。
カート・ヴォネガットという有名な小説家は、生前エッセイにこのような名言を残しました。

I tell you, we are here on Earth to fart around, and don’t let anybody tell you different.
われわれは、この地球に住んで下らないことをするために生まれてきた。これに関してはだれにも違うとは言わせない。

muck aroundとmuck aboutは文字通りだと「散らかす」や「汚す」という意味になりますが、現在の英語では、「下らないことをする」という意味になります。

Stop mucking around and go upstairs and do your homework.
だらだらしてないで、二階に行って宿題をしなさい。

doss around, faff about, muck about, muck aroundは特にイギリスで使われているスラングですが、fart around, mess around, fool aroundは大西洋の両側で使われています。

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。