安いは英語で何というのでしょうか ー cheap と low の使い分け方

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。

ネイティブが何か値段の話をする時、cheapとlowという単語をよく使います。皆さんは、この2つの単語の使い分け方をご存知ですか?まず、以下の英文を見て下さい。

×My salary is cheap, but I really enjoy my job.
これは間違っています。なぜかというと、通常 cheap という単語は「物の値段が安い」という場合に使うのです。しかし「安い」という日本語は、給料などに対しても使うので、日本人は上記の英文のように、cheap の使い方を間違ってしまいがちです。cheap の正しい使い方は以下の通りです。

This dress is very cheap!
このワンピース超安い!

Your car looks very cheap.
君の車安そうだね。

This is the cheapest bar in town.
ここが街でもっとも安いバーだ。

Wow, that’s dirt cheap!
うわぁ、それマジで安いね!

上記の「とても安い」を意味するdirt cheapというスラングはよく使われています。
一方 low は、給料などに対しても使います。しかし、low を price、salary などの単語と組み合わせないと、意味はただの「低い」になってしまいます。

This table is very low.
このテーブルはとても低い。

The price of this table is very low.
そのテーブルの値段はとても安い。

That is a really low price.
その値段はとても安い。

My salary is low, but I really enjoy my job.
僕の給料は低いが、仕事はとても楽しい。

The apartment is old, but the rent is very low.
アパートは古いけど家賃がとても安い。

最後に、cheap はスラングとしても使われていて、人に対してcheapというと「ケチ」という意味になります。

Please don’t be so cheap. It’s embarrassing.
恥ずかしいからどケチなことしないで。

Why are you so cheap when you’ve got so much money!
あなたってお金持ちなのにケチだよね!

I’m not cheap, I just don’t like wasting money.
俺はケチじゃなくて節約家なんだよ。

ABOUT LUKEこの記事をかいた人

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

2 件のコメント

    • 意味は同じで、cheap がスラングで、stingyがstandardになるでしょう。greedy(欲深い、厚かましい)とか近いかもしれないし、frugalは頭を使うケチになるでしょう。

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