「keen」の意味と使い方  ネイティブのスラング辞典

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「keen」という単語には、どういった意味があるのでしょうか。まず、「He is a keen observer.」というフレーズは、「彼は鋭く観察をする人」という意味で、「She has keen ears.」というのは、「彼女の聴覚は鋭い」になりま
す。
上の通り、感覚について使う場合、「keen」は「鋭い」という意味になります。そして、「keen on」というフレーズは全く違う意味になります。

(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

1.I am really keen on going to Australia.
私はどうしてもオーストラリアに行きたい。

このように「keen on」は「夢中になる」、「したがる」、「好き」という意味になります。「be into」や「be crazy about」といった英語表現に近いでしょう。

2.John is really keen on her.
ジョンは彼女のことがすごく好きだ。

否定文で使う場合は「あまり評価していない」というような意味になります。

3.I am not very keen on her.
俺はあまり彼女を評価していないよ。

2 件のコメント

  • I cannot find the evidence that shows “keen” and ”keen on” are informal words or slung words in the dictionary such as Longman English Dictionary Online, Oxford Learner’s Dictionaries and Concise Oxford ENGLISH DICTIONARY.

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。