madの意味と使い方 ー 国によって意味が異なるスラング

  

今回は、mad というスラングを紹介します。mad は日常会話でよく使われている基本的なスラングですが、国によって意味や使い方が異なるので注意が必要です。まず、スラングとしての mad の3つの使い方を見てみましょう。

1. 気が狂う

 
イギリス人はよく「頭がおかしい」の意味で mad を使います。しかしアメリカ人はこのような場合、 mad よりも crazy を多く使うでしょう。元々 mad は精神疾患を表す単語でしたが、現在の英語で精神疾患の人に対して mad は使いません。もしかすると日本語の「頭がおかしい」は mad や crazy より深刻な状態を表す場合もあるかと思いますが、 mad というスラングではそうではありません。

I think I’m going mad.
俺は気が狂いそうだ。

You must be mad.
お前頭おかしいな。

2. 怒る

アメリカ人は普段 mad を angry と同じ意味で使います。

When I broke that window, my dad got really mad at me.
私があの窓を壊したら、お父さんがめっちゃキレたんだよ。

3. 大好き

この「大好き」の意味での mad は、英語圏の国全てで使われています。

I’m mad about you.
あなたのことが大好きだよ。

I’m mad about football.
俺はサッカーに超ハマっている。

アメリカ人が「気が狂う」の意味で mad を使い、イギリス人が「怒っている」の意味で mad を使うこともありますが、以下のような英語の場合はアメリカ人かイギリス人かによって理解の仕方が異なることでしょう。

Don’t make me mad!
アメリカ人:俺に怒らせるな!
イギリス人:俺の頭を狂わせんな!

mad とよく組み合わせる単語

最後に、どのような単語を mad とよく組み合わせて使うかを説明します。

まず、よく耳にするのが like mad というスラングのフレーズです。これは副詞として使います。

動詞 + like + mad 

I studied like mad for that test.
あの試験のためにめちゃくちゃ勉強したよ。

I ran like mad for the bus.
バスに乗るために猛スピードで走った。

go + mad

mad はよく go とも組み合わせて使いますが、これは go crazy, go insane と同じ意味になります。

I must be going mad.
私は徐々に頭が変になっているはずだ。

the mad hatter
ちなみに、「ふしぎの国のアリス」のいかれ帽子屋は英語で the mad hatter です。昔 hatter(帽子屋)の仕事をしている人は帽子を磨くために水銀を使い、その水銀のせいで頭がおかしくなったとも言われています。

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Lukeについて

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。僕はアメリカとイギリスのハーフで、現在東京で翻訳の仕事をしています。生まれてから13年間をイギリスで過ごし、アメリカに越して11年間生活をした後日本に来ました。イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。日本人の人柄と和食、そして日本語が好きなのでまだまだ日本にいるつもりです!皆さんこれからもよろしくお願いします。 新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

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