Schadenfreudeの意味

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

日本語で言えない英語。。。 パート 1 Schadenfreude  Roman Holiday

Schadenfreude は、to delight in another’s misfortunes (他人の不幸を喜ぶ気持ち) の意味を表す言葉だ。
あまり優しくない言葉だけど、英語では特に新聞でよく使われているよ。

先月、冗談で、友達にこの言葉を言いたかったけど、辞書で調べたら、適切な表現がなかった。

ああ、やっぱり、日本語ではこの言葉がないんだなと思った。 でも、ある意味では、これはいいことじゃないでしょうか?

Schadenfreude はドイツ語から来た言葉だから、日本人にもネイティブにとっても発音とスペルを書くのは難しい。

ところで, Roman Holiday (ローマの休日) っていう英語はschadenfreude と同じ意味を持っているって知っていた?。

Wikipedia では、ローマの休日っていう有名な映画のタイトルについて以下の説明がある。

原題の”Roman Holiday”とは、ローマ帝国時代、一般の休日に奴隷の剣闘士を戦わせる見世物を市民たちが楽しんだことから「他人を苦しめ楽しむ」
「面白いスキャンダル」といった意味がある。設定そのものを表すとのダブル・ミーニングとなっているとする説がある。

4 件のコメント

  • すごい限定的な使い方になっちゃいますけどメシウマなんてインターネットスラングがあります(笑)他人の不幸で飯がうまい、の意で、ようは煽り文句ですが。

  • 遅ればせながら、
    ほくそ笑む感じgloat的?はちょっと悪意が強いけど、”溜飲を下げる”という感じも
    “いい気味だ”という感じもありますよね。
    なぜか幸運に恵まれ続けてる人がつまずいたりするとschadenfreude。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。