palindromeという英語の回文

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

日本語と同じように、英語も色んな面白い回文があります。 日本語だと、「竹藪焼けたや磨かぬ鏡皆等」は皆が知っているでしょう。さっき、「わしの股の玉のしわ」という回文を知りました。きもくて面白いですね。

英語では回文を「palindrome」と言います。「palindrome」は二つの書類があります。表現の「palindrome」と単語の「palindrome」です。
まず、単語の「palindrome」を見てみましょう。

単語のpalindrome

もしかしたら、英語の一番有名な回文は、「racecar」かもしれません。racecar「レーシングカー」は前から読んでも後ろから読んでも同じ言葉でしょう。

civic 市民
radar レーダー
rotor ローター
redder もっと赤い
level レベル

levelはいろんな意味がある。例えばlevel は動詞として「level with someone 正直に打ち明ける」という意味もあります。

kayak カヤック

表現のpalindrome

表現のpalindromeは日本語の回文と同じように前から読んでも後ろから読んでも同じ文章になります。

Was it a rat I saw? さっき、見たのはネズミだったの?
Step on no pets. ペットを踏まないで。
Dammit, I’m mad! しまった。僕は怒っている。
Rats live on no evil star. ネズミは悪い星に住まない。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。