「outta」の意味と使い方

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「outta here」という砕けた英語表現は、「I am getting out of here」の略語になります。つまり「outta」とは「out of」の略なのです。「outta here」というフレーズはよく映画で耳にします。

(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

I’m outta here!
さよなら!

この、「I’m outta here!」とはある場所を去る時に使います。しかし好きな場所ではなく、嫌な場所に対して使われる表現なので、このフレーズ使う場面は注意して選ばないと、周りに失礼な印象を与えてしまいます。
次に、「Let me outta here!」はどこかに閉じ込められた時に使います。これは特に失礼ではないフレーズですね。

2.Let me outta here!
ここから出してくれ!

最後に、「get out of here!」は嫌な人が近くにいて、その人がどこかに行ってほしい時に使うフレーズですが、これはとても失礼な英語です。

3.Get out of here!
出て行け!

4 件のコメント

  • 今日初めてこのサイトを訪れました。
    非常にていねいな説明でわかりやすいです。
    さて、さっそく質問させてください。
    昔、何か良いことをした時に アメリカ人から ”アウタボーイ!” と言われました。
    このアウタは、 この項目にあるスペル ”outta”でしょうか? 違うでしょうか?
    また、 アウタボーイのスペルと正確な意味が知りたいです。
    Thank you.

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。