「盗む」を意味するkleptoという英語の接頭辞

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!


今回、kleptoという英語の接頭辞を紹介します。kleptoは泥棒を意味するkleptesというギリシア語に由来しています。

kleptoが付く代表的な英単語は四つあります。kleptomania, kleptomaniac, kleptoparasite, kleptocracyで、これらの単語は全て盗むことに関係があります。
kleptomaniaは精神疾患で、窃盗症を意味します。日本語でもクレプトマニアという言葉がありますね。kleptomaniacはその精神疾患を患っている人です。

My wife suffers from kleptomania.
妻は窃盗症を患っている。

When I was young, I used to be a kleptomaniac.
若い頃、私はクレプトマニアだった。

kleptoparasiteは、他の動物から食物を盗む動物について説明する時に使われます。例えばカモメはよく他の鳥から魚を盗みます。ハイエナもこのような行動を取りますね。

Kleptoparasites run the risk of injuries from the animals who try to defend their food.
盗寄生は食物を守ろうとする動物に怪我をさせられる恐れがある。

最後に、kleptocracyは泥棒政治を意味し、政治家らが自分の利益のために国民の資金などを横領することを指します。多くの腐敗した政府体制はkleptocracyと呼ばれます。democracy、plutocracy、meritocracyのように、政治の形態はよく「cracy」で終わります。
今回の単語は少し難しいと思います。しかし一般的な英語のネイティブはkleptomaniaとkleptomaniac以外の、kleptoparasiteとkleptocracyはそれほど使わないでしょう。

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。