幻覚と幻聴は英語で何と言うでしょう ー 「hearing things」と「seeing things」の解説

Luke
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。日本語で英語を説明することが趣味です。

幻覚を見た時や幻聴を聞いた時には、英語でなんというのでしょうか? 幻聴や幻覚を英語の辞書でひくと、「phenomenon」、「hallucination」、「auditory hallucination」などという言葉がよく出てきます。でも、これらの言葉は少し専門的な言葉で、日常会話では、これらの言葉はそれほど使いません。代わりに、「I am seeing things.」や「I am hearing things.」というフレーズによく出くわします。

「I am seeing things.」を直訳にすると、「色んなものを見ている」という意味になりますが、実際は「幻覚を見た」という意味になります。同様に、「I am hearing things.」は「幻聴を聞いた。」という意味になります。
「seeing things」と「hearing things」の動詞の自制にご注意下さい。通常、これらのフレーズは「ing」の現在進行形や「was …ing」の過去進行形を使います。つまり、このフレーズには過去形をあまり使いません。また、「things」はいつも複数形で使います。では、使い方をみてみましょう。

Person A: Hey, did I see you yesterday at the supermarket?
Person B: Nope. I was at school.
Person A: Ah, I guess I was just seeing things then.
ねえ、昨日スーパーであなたを見たっけ?
いえ、学校に行ってたよ。
ああ、じゃあ、幻覚をみただけだろう。

「この場合、「seeing things」は冗談として使われています。

I keep on hearing things.
よく色んな幻聴を聞いているよ。

「これは自分は生気じゃないと悩んでいる時に使いそうなフレーズです。」

You know what I think? I think you are just seeing things.
僕が思うに、あなたはただいろいろな空想しているだけだよ。

That wasn’t a ghost. You are just seeing things.
それは幽霊じゃなかったよ。あなたはただ幻覚を見ているだけだよ。

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。