スラングに聞こえないcopaceticの意味

Copacetic
Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。

皆さんは、copacetic という英語を見て、どのような意味の言葉だと思いますか?
アメリカのスラングは、イギリスなどでも使われているものが多いのですが、copacetic はほぼアメリカだけで使われていると言っても過言ではありません。それなので、アメリカ人以外で copacetic を聞いたことのない人は多くいるでしょう。

ネイティヴが初めて copacetic という言葉を聞くと、科学に関係がありそうな難しい言葉のように感じますが、copacetic は20世紀のジャズミュージシャンが広げた造語です。
copacetic は「okay」よりも良い感じな時に使われていて、「素晴らしい」、「順調な」、「優れている」のようなニュアンスになります。
70年代にNASAの飛行士は、よくcopacetic を使っていたそうです。例えば、Apollo 2の飛行士は宇宙船の状況を伝える際、Houston の宇宙管制センターに以下のことを言いました。

Everything is copacetic. Over.
全ては順調だよ。どうぞ。

また、copaceticは以下のような使い方も出来ます。

These guys ain’t acting right. Something ain’t copacetic here.
この人たちは変な行動をしてる。なんか大丈夫じゃなさそうだね。

そして、挨拶の際にも copacetic が使えます。

How’s it going? Everything copacetic?
元気?全て順調?

そして、copacetic はカップルに対してもよく使うスラングです。このような場合、「相手と性格がぴったり合う」や、「相手と上手くいっている」というニュアンスになります。

Janet and I are copacetic.
僕とジャネットは性格が合う。

We are copacetic together.
私たちは上手くいってるよ。

John and Melissa aren’t copacetic.
ジョンとメリッサは気が合わない。

Copacetic

ABOUT LUKEこの記事をかいた人

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

2 件のコメント

  • Hi Luke, thank you for always giving us useful articles!
    By the way, in an example sentence for greeting says, “Everything copacetic? 全て順調?”.
    Doesn’t it need “is”, even though “copacetic” is an adjective?
    PS. please check out also my comment for your previous artcle about “thin”! (*^_^*)

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