英語の否定文の使い方とニュアンス

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。

例えば、美味しくないケーキを食べた時、「I don’t like it.」と「I don’t like it very much.」、どちらの文章のほうがより強い感情を伝えているでしょう。実際、英語では「I don’t like it.」というフレーズのほうが強い意味になります。なぜなら、「do not」を使う時は、その後の言葉を否定するからです。

まず、「I like it.」という文章に「do not」を入れると、「I like it」を否定することになります。なので、「don’t」を使うと、その「好き」という気持ちはなくなります。しかし、「I don’t like it very much.」を使うと、その「like it very much」つまり「とても好き」を否定しているので、その「とても好き」という感情ではなくなりますが、まだ「好き」という気持ちはあるかもしれないのです。日本語だと、「好きじゃない」と、「とても好き、という訳ではない」というようなニュアンスでしょうか?少し分かりにくい説明ですが、このため、「I don’t like it very much」という英語のほうが丁寧な表現になります。

I didn’t have too much fun.
I didn’t have fun.

上記の文章は、どちらのほうが強いニュアンスが含まれているしょうか?これも同じく、「I didn’t have fun.」のほうですね。「I didn’t have too much fun.」には、「とても楽しかったとまでは言えないが、少し楽しかったかもしれない」というようなニュアンスがあります。

I didn’t think it was very good.
I didn’t think it was good.

ここの文章も、 「I didn’t think it was good.」のほうが強いですね。
そのため、英語ではより丁寧に「何かが好きじゃない」という意味を伝えたい場合は、「not ….. very〜」という文章のほうがよいです。

ABOUT LUKEこの記事をかいた人

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

3 件のコメント

  • Hi Luke san. I’ve got a question that I think there are several other expressions to say “I don’t like it”, such as “it’s not my taste” or “it’s not my thing” etc..
    do you think these are appropreate when I mean that?
    thank you for reading 🙂
    ご説明お願いしまーす!^^

  • Hello.
    ” not~much ” is not only polite way but it can be used to answer the question like ” how often~?”.
    Eg.: A:”How often do you use it?”
    B:”I don’t use it much.”

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