「on fire」の意味、また「on fire」というスラングの使い方を示す例文

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「on fire」とは「火がつく」や「火事になる」という意味になります。

(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

1.A building on fire
出火したビル

2.a tree on fire
燃えている木

そして、この「on fire」を使う時によく、「set」や「light」という動詞を付るのですが、「set on fire」と「light on fire」は「火を付ける」を意味します。

3.He set the car on fire.
彼は車に火を付けた。

また、「on fire」を比喩として使う場合は、「熱狂的になる」や「素晴らしい」という意味になります。
この表現は、スポーツ選手やアーティストに対して使います。

4.The brilliant actor set the house on fire.
その素晴らしい俳優は観客を沸かせた。

上の例文のように、たまに「house」は観客という意味でも使われます。She set my heart on fire.

5.She set my heart on fire.
彼女は僕の心を燃え上がらせた。

6.You are on fire!
あなたは本当に素晴らしい!

あと、「get on like a house on fire」という表現もあり、これは「とても仲が良くなる」というような意味になります。

7.After an hour, they got on like a house on fire.
一時間後、彼らは意気投合した。

最後に、子供はたまに「liar, liar, pants on fire」というフレーズを使います。文字通りには、「嘘つき、嘘つき、パンツが燃えているよ」という意味になりますが、実際は、「あなたは嘘をついている!」という意味で使われていて、「on fire」と「liar」は似ている響きがあるので、「pants on fire」を付けます。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。