ネズミを表す英語 なぜ日本人はラットもマウスもネズミと呼ぶのでしょうか

  

先日寝ようとして布団に横になっていると、タタタタ…カタッ…台所辺りから妙な物音がしました。恐る恐る明かりを付けて台所を見てみると、そこには何も居ません。しかし再び寝ようとすると、また物音が聞こえてきます。まさにホラーです。明らかにゴキブリとは違う、「何か」が居るのです。心拍数が上がり、眠れないまま朝を迎えました。


翌日、人に相談してそれがネズミだと分かった時、恐怖心が更に増しました。そうです、僕はドラえもんなのです。

本題から少しそれてしまいましたが、「ネズミ」は英語だと、「rat」か「mouse」になります。しかし英語圏の人々にとって、「rat」と「mouse」では大きな違いがあります。「mouse」は小さく可愛らし動物で、「rat」とても気味の悪い動物なのです。ですので、一番嫌いな動物が「rat」という子供たちに、「do you like mice?」(mice=mouseの複数形)と聞くと、「yes」と答える子が多く居るでしょう。僕も、もし台所に居るのが「mouse」だったらそれほど気にしませんが、「rat」であれば引っ越しを考えます。そこでひとつ不思議に思ったのは、なぜ日本では両方ともネズミと呼ぶのかという事です。渋谷の街中や地下鉄のホームなどで、「あ!ネズミ!」という声を何度か聞きましたが、「あ!ドブネズミ!」や「あ!ハツカネズミ!」と言ってるのは聞いた事がありません。  

ちなみに、「mouse」の複数形は「mouses」ではなく「mice」になります。

There are several mice in the wall.
壁の中に数匹のハツカネズミがいます。

I hope there are no rats in my kitchen!
台所にドブネズミがいませんように!

I used to have a pet mouse.
昔僕はハツカネズミを飼っていた。

著者のLukeについてのページはこちらです。 著書に「カジュアル系英語のトリセツ」があります。

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Lukeについて

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。僕はアメリカとイギリスのハーフで、現在東京で翻訳の仕事をしています。生まれてから13年間をイギリスで過ごし、アメリカに越して11年間生活をした後日本に来ました。イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。日本人の人柄と和食、そして日本語が好きなのでまだまだ日本にいるつもりです!皆さんこれからもよろしくお願いします。 新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

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コメント

  • japanese guy says:

    Yes, I’d also been wondering why there is no difference between ネズミ in Japanese. You know, Mickey Rat does never exist. Wait, apparently, it does exist…I just googled it…

    BTW, I’m always looking forward to your article!

  • hico says:

    詳しい事は知りませんが、生活にどのくらい密着しているかの違いだと思います。

    以前ジンベイザメを英語でなんと言うか、
    カナダ人に尋ねたら、big shark って言われた事が有ります。日本人もハツカネズミとかドブネズミとか野ねずみとか言葉は有りますがちゃんと見る機会はあまりないし、ラットを見たら”大きいネズミ”とか言っちゃうかも…。

    日本人は同じ魚でもハマチとブリで言い分けますが、ヤギはヤギ、クマはクマです。英語圏のかたはハマチはハマチですが、ヤギはkidとgoat、クマはcubとbear、分けますよね?

    農耕民族で海のものを中心に食べてきた日本人と狩猟民族で大地のものを中心に食べてきた西洋人とでは生活に密着する言葉が違うってことじゃないかと思いました。

  • tarou says:

    あるMMOゲームで”ratting”という表現を知ったんですが、このポストでそういう言い方をする理由が少し分かりました。

    それで思い出したのですが、海外のカジュアルなフォーラムなどで”could have”を意味する”could of”という表現を見かけてから、その言い方の意味や文化に興味を持っています。もしまだ話題にされてないようでしたら、取り上げていただけると嬉しいです。

    Hello, Mr Luke. I heard a word of “ratting” at foreign MMORPG, so I’m sure I have understood a little about it with your explanations. Thanks!

    So It reminds me that I saw one way of saying that is “could of” to mean “could have” in foreign casual forums. I have been curious about the differences of two ways of saying, which is “could of ” and “could have”, and its cultural backgrounds like “rat” and “mouse”. If you have it topics for your awesome blog, I would be happy and appreciate you so much. How about it?

    Anyway keep doing a good job! and I’m sorry for my poor English. LOL.

  • yuko says:

    なるほどー。ratは嫌われもので、miceはかわいい生き物なんですね。
    antlerとhornも日本語では一緒だし、他にもそういうのありますよね。逆もまた然り。日本語では魚とか野菜の種類が細かく呼び分けられてるけど英語では種で一括りに呼んでるのが多いかなと思ったんですがどうでしょう?

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