bitterの意味と苦いについての英語、bitterは必ずしも苦いという意味にはなりません

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。日本語で英語を説明する趣味です。


通常、「苦い」を英語に訳す時には、「bitter」になります。しかし、苦い経験や他の抽象的なフレーズでは、bitterが必ずしも一番適切な訳になるわけではありません。
まず、味についての話をみてみましょう。たとえば、苦いビールを飲んだ時には、以下のような英語が適切です。

Wow, this beer is really bitter.
うわ、このビールめちゃくちゃ苦いね。

bitterは形容詞で、名詞だとbitternessもしくはbitter tasteになります。

I’m not very good with bitter tastes. That’s why I don’t like bitter melon.
私は苦い味が得意ではない。なので、ゴーヤはあまり好きじゃないのだ。

しかし、先ほども述べた通り、味と関係がない「苦い」の場合は、必ずしもbitterを使うわけではないのです。このような場合の「bitter」は「苦い」より強いニュアンスになり、「不当な扱いを受けて、強い敵意を持っている」という意味になります。多くの場合、この敵意は権威のある人、もしくは偉い人に対して向けられています。

I feel really bitter about losing my job.
私は仕事を失うことに憤慨している。

a bitter enemy
憎い敵

the bitter truth
厳しい真実

Take the bitter with the sweet.
楽あれば苦あり。

苦い経験とa bitter experienceは少し違う意味になると思います。

a bitter experience
辛い経験

a bitter-sweet experience
ほろ苦い経験

そして、bitterはとても寒い時にも使えます。

It was a bitterly cold night.
今夜はひどく寒かった。

3 件のコメント

  • 初めまして。こちらのブログに偶然たどり着いてから、少し経ちますが、初めてコメントさせていただきます。
    私はまだまだ言葉の表現のレパートリーがないので、すごく勉強になります。
    “bitter”の副詞系があるなんて知りませんでした。
    あとゴーヤーってbitter melonって言うんですね。覚えやすい。
    日本語がお上手で尊敬します。私も同じように正しくきれいな英語使えるように頑張りますね~。

  • 段々 楽しくなってきました。
    ありがとうございます。
    もっとたくさんの綺麗な英語を使いわけれると 更に楽しくなると思います。

  • 段々 楽しくなってきました。
    ありがとうございます。
    もっとたくさんの綺麗な英語を使いわけれると 更に楽しくなると思います。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。