「時と場合による」は英語でなんというでしょうか

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

昨日、「時と場合による」というフレーズを初めて聞いて、英語ではどういうふうに訳せばよいのかと考えました。「時と場合による」は英語の「it depends」や「that depends」に似ていると思います。これらの表現は「時、場合、状況による」という意味になります。そして「時と場合による」を直訳すると、「that depends on the time and occasion」とも言えますが、「that depends on the time and place」や「that depends on the situation」のほうがいい響きになります。しかし、単に「that depends」や「it depends」でも十分だと思います。

Do you usually drive or go by train when you go shopping?
It depends.
買い物に行く時は電車ですか?車ですか?
まあ、時と場合によるね。

文内で「depend」を使う時には、「depending」とよく言います。また、「depend」に「on」という前置詞を付けて、「depending on the time and place」のように目的語を付けます。

Depending on the time and place, I sometimes wear this dress
時と場合によってはこのドレスを着る事もある。

1 個のコメント

  • 古い記事ですみません。「時と場合による」または、単に「時によって」という場合、単純に”time”と言ってしまっていいのか、疑問になりました。この「時」というのは、朝や夕方、12時とか3時などという時間のある一点や区切りではなく、どちらかと言うと「機会」「状況」といった意味に近いように思います。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。