「come on」の意味、また「come on」の使い方を示す例文

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「come on」という英語表現には沢山の意味があります。「行こう、急ごう、さあ来い、頑張れ!」という働きをして使われています。例えば、イライラして急いでいるネイティブがよく「come on!」と友達に言います。その一方で、サッカー試合を観ているネイティブはよく好きなチームに「Come on!」と叫びます。この場合、 「頑張れ!」という意味になります。やはり、「come on」は状況によって、意味が本当に変わってきます。

(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

「come on」は文内で使われている時にも、また違う意味になります。

The light came on.
明かりがついた。

主語が明かりの場合、「come on」は点灯するという意味になります。

The job is coming on nicely.
その仕事はうまく進んでいるね。

「nicely」や「well」という副詞を「come on」に付ける場合は「上手く進む」や「前進する」という意味になります。

1 個のコメント

  • ネイティブのニュアンスを知りたいとき、Lukeさんのサイトを参考にさせていただいています。ありがとうございます。
    Come on! について質問です。
    プロゴルファーが、バーディパットを決めて優勝したときにも、大きな声で Come on!と叫んでいるのをよく聞きます。この場合は、成し遂げたことについてなので、「行こう、急ごう、さあ来い、頑張れ!」のどれもぴったり来ないような気がするのですが、こういう場合のCome on!は日本語で言うとどのようになるでしょうか?

  • コメントをどうぞ

    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。