英語での時差の話題に必須な3フレーズ

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!


僕の両親はノースカロライナ州に住んでいるので、日本から電話をかける時はノースカロライナ州の時間と日にちを自然に考える癖がついています。日本と時差がない国は、韓国やパラオ、インドネシア東部など、全て数えても10にも満たない国しかないでしょう。それなので、もしかすると日本人は外国人と時差についての会話をする機会が多いかもしれません。そんな時の為に、今日は時差についての英語表現を紹介したいと思います。

基本的なフレーズtime difference

まず、時差を表す基本的なフレーズは time difference です。

When it’s daytime in Chicago, its night time in Tokyo, so it takes a long time to get used to the time difference.
シカゴが昼の時東京では夜だから、時差に慣れるのは長い時間がかかるね。

そして、よく会話に出でくる質問の仕方は以下の通りです。

What’s the time difference between + 場所1 + and + 場所2 ?
場所1と場所2の時差はどれくらいありますか?

正しい答え方は、

There’s a + 時間 + time difference between + 場所1 + and + 場所2.
場所1と場所2の時差は__時間です。

このようになります。

What’s the time difference between LA and Sapporo?
There’s a five-hour time difference between LA and Sapporo.
ロスと札幌との時差はどれくらいあるの?
ロスと札幌の時差は5時間だよ。

ワンポイントアドバイス!数 と hour を形容詞として表記する場合は、ハイフンに注意しましょう。たとえば「10時間の時差」は、 ten hour time difference ではなく ten-hour time difference になります。

ネイティブがよく使うフレーズ

しかし、先ほど紹介した基本的なフレーズより、ネイティブが実際によく使っているフレーズがあります。それは、「進んでいる」を意味する is ahead of と、「遅れる」を意味する is behind です。

New York is 5 hours behind London.
ニューヨークはロンドンより5時間遅れている。

London is five hours ahead of New York.
ロンドンはニューヨークより5時間進んでいる。

What time is it there?
We are 14 hours behind Japan, so it’s 9 in the morning here.
そっちは今何時
日本より14時間遅れてるから朝の9時だよ。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。