「TBA」の意味と使い方、英語圏の予定表によく出てくる略語

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!


「TBA」は「to be announced」という言葉を省略したものです。日本語にすると、「未発表」という意味になります。「TBA」は英語圏のスケジュールによく書いてあって、イベントや会議などが予定されているけど、そのイベントでまだ決まっていない情報があるという場合に使われます。たとえば、来週の水曜日にミーティングを開くけど、どこの部屋を使うのかがまだ決まっていない場合、以下のような英語をスケジュールに書きます。

Meeting: Management Techniques with Jennifer Walker
Meeting time: January 15th, 3:00 p.m.
Meeting place: TBA

また、場所は決まったけど時間がまだ決まっていないという場合も、「TBA」が使えます。たとえば、エリック・クラプトンというミュージシャンが来日してイベントを開く事は決まったけど、日付がまだ決まっていないという場合、以下のような情報が適切です。

An Evening with Eric Clapton
Venue: Big Dome, Tokyo
Date: TBA

「TBA」はフォーマルなビジネスの会議でも、インフォーマルなテニスの試合などでも使われています。スポーツのトーナメントでは、どのチームが試合を突破するかまだ決まっていない(まだ分からない)ので、「TBA」はよくスポーツのスケジュールに出てきます。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。