「ta」の意味と使い方、もっとも短い英語での感謝の言葉

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「ta」という、このとても短い単語はイギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは、「ありがとう」という意味で使われています。

「ta」は英語の感謝の言葉の中でもっとも短く、軽いお礼として使われています。僕の両親は「ta」を使いませんでしたが、たまに両親の友達の家に行った時には、「ta」を使っている人がいました。

たとえば、パーティーで

Can you pass the sugar?
Of course.
Ta, awfully.
お砂糖を取ってくれる?
はい。
ありがとう。

後ろにいる人にドアを開けてあげた場合、相手は

Ta!
どうも!

と言ったります。

6 件のコメント

  • BBCのSherlockというドラマで登場人物のJohn Watsonが何度か’ta’と言っていて、「一体どういうニュアンスを持っているんだろう?」とずっと気になっていたので、こちらで解説して頂いてすっきりしました。
    他にも’sick’など、自分ではいまいちはっきりとしたニュアンスが掴めなかった言葉をこちらのサイトで解説して頂いていて、とても勉強になりました。
    これからもよろしくお願いします。

  • 私は、”Ta” はChabのみなさんが使う言葉だとイギリス人の友人から教わりました。私はイギリスのレストランで働いていた経験もありますが、この挨拶の表現は若い方でもみなさんよく使っていました。上品な年配の方がよく使っているとのことですが、私のイメージでは逆に年配のかた、また上品であればあるほど丁寧に”Thank you very much, it was absolutely brah brah brah..”というように、ものすごい丁寧な言葉で感謝を表現してくれます。さすが、貴賓高きイギリスだと感心したものです。
    ちなみに、友人から”Ta”は使わないで欲しいとまで言われました。どうなんでしょうね。

  • 質問です!
    よくLNEとかで
    暇人個チャきて!
    みたいなこと言うじゃないですか。。。
    英語で今暇?みたいなふうに話したい時になんていえばいいですか??

  • Leave a Reply to Luke コメントをキャンセル

    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。