snowflakeは雪片という意味ですが、最近流行のスラングになりました。

Luke
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。日本語で英語を説明することが趣味です。

snowflakeは最近とても人気となったスラングです。政治的な議論やアメリカのテレビ上で使われているのがよく聞かれます。トランプが大統領に当選して以来特に人気になりました。snowflakeというスラングにはいくつかの異なる意味があるのですが、ポジティブなものもあればネガティブなものもあります。

snowflakeはふつうは雪片という意味ですが、雪片はひとつひとつ同じものが無い唯一独特のものなので、よく人々の独自性について触れるときに使われます。

We are all special snowflakes. We are all unique, and we all have special talents.
私たちみんなが特別で個性的な存在さ。みんなユニークで、みんな特別な才能がある。

special snowflake

このsnowflakeという語の使われ方はポジティブです。しかしながら、Fight Clubという作品の本および映画以来snowflakeとspecial snowflakeはネガティブな意味で使われ始めました。special snowflakeがネガティブな意味で使われるときには、自分をあり余るほどの称賛と敬愛に満ちた特別な経歴に値するとても特別な人間だと思っている人々のことを指します。

Alexa is a special snowflake. She thinks that she is too good for this job.
Alexaは自意識過剰なやつでさ。自分はこの仕事には出来すぎた人間だと思っているんだ。

generation snowflake

generation snowflakeというフレーズもまたよく使われます。これは前の世代たちに比べて快活さが無く怒りっぽいと見られることもある今日のアメリカにおける現在の若い世代の人々を示す言葉です。



Trump and snowflakes

ここ2年間で、snowflakeという語はとても政治的な色を帯びるようになりました。政治的右派の人々が左派の人々を侮辱する用途で使われることが多いです。この場合、snowflakeは感情を害しやすく自分たちの派と異なる意見を処理することができない左翼の人々について言及しています。

There are so many snowflakes in this university. They get angry over nothing.
この大学にはすぐキレる変人が多すぎる。彼らは何でもないことに腹を立てる。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。