gooberの意味とは、スパイダーマン: スパイダーバースで使われている新しいスラング

gooberの意味とは
Luke
こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。日本語で英語を説明することが趣味です。

この間、スパイダーマン: スパイダーバースという映画を観て、気になる英語のスラングがありました。それはgooberです。通常、gooberはピーナツや馬鹿を意味するアメリカの南部のスラングですが、映画でのgooberは「世界を救う仕掛け」という意味で使われます。

ピーナツのgoober

ピーナツを意味するgooberはコンゴ語のngubaという単語に由来します。peanutsという普通の英語よりくだけた印象を与えます。

I’m so hungry. Can I have some goobers?
めちゃお腹空いている。ピーナツもらえる?

馬鹿を意味するgoober

gooberの意味
また、gooberには「馬鹿」や「間抜け」という意味もあります。Goober Pyleという間抜けのキャラはThe Andy Griffith Showというテレビ番組に出ていました。

That goober just cut in front of me.
あの馬鹿が私の前に割り込もうとしていた。

Don’t be such a goober.
馬鹿なことをやめてよ。

このスラングの使い方はgoofballに似ていて、愛好を込めてからかうときに使います。

スパイダーバースのgoober

最後に、スパイダーバースで使われている世界を救う仕掛けという意味です。僕はこの使い方に馴染みがなくて、ウェブで調べたら、以下の説明がありました。

There is always a “goober”—a thumb drive, a launch code, a scientific field’s foremost expert—that can repel or neutralize the existential threat. 
いつもgooberはあります。例えば、USBメモリー、発射コード、実存的な脅威をなくしたり、撃退したりできる科学の分野に関する一流の専門家です。 The Ringer

つまり、マーベルの映画などにgooberは必ず出てきます。

Come on! Gimme the goober!
ねえ。仕掛けをくれ!

How are we gonna save the universe?
With the goober!
どうやって宇宙を救えるの?
この仕掛けで!

gooberの使い方

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。