「da」の意味、「the」の代わりに使われているスラング

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

たまに、「the」の代わりに「da」と発音する人がいます。たとえば、「in da house」、「da man」、「da bomb」などの英語の場合です。「da」を使う理由は沢山あります。まず、「th」を発音するのは難しいので、「th」を発音できない子供はたまに「da」と言います。また、ジャマイカの英語、アイルランド英語、黒人英語では、「th」を「da」として発音する特徴があるので、よく使われています。最後に、格好良いと思ってわざと「the」を「da」と言う人もいます。 
「da」を使うのは主に話す場合ですが、たまにメールやチャットなどで使う人もいます。

My man is in da club.
俺の連れはクラブにいるぜ。

「da」は様々なフレーズで使われています。

da bomb 素晴らしい
in da house  ここにいる
da man the manの意味

最後に、アイルランド英語では、父を意味する「dad」は訛って「da」と発音されたりもしています。

3 件のコメント

  • twistedというアメリカのドラマで、episode3で、lowering expectations daっとゆってるように聞こえたんですが、こんな使い方もしますか?

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。