動詞にingを付ける時の正しいスペルはなんでしょう。

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

英語の動詞に「ing」を付ける時のルールは少し複雑なので、今回はingの三つのルールについて解説します。
通常の場合は、動詞に「ing」を付けるだけで済みます。しかし、「e」で終わる動詞と「ie」で終わる動詞の場合は、それぞれ異なったルールに従います。
まず、通常のingの動詞をみましょう。

read reading
cry crying
walk walking
eat eating

これは単純ですね。
次に、「e」で終わる動詞です。例えば、write、dance、place、come、makeなど、「e」で終わる動詞は他にも沢山あります。この、「e」と「ing」を合わせると発音しづらいので、このような動詞は最後の「e」を取って「ing」を付けます。

write = write  - 「e」 +「ing」 = writing

write writing
dance dancing
race racing
come coming
make making

しかし、例外があります。それは「ie」で終わる動詞です。「ing」を付ける場合、「e」で終わる動詞と「ie」で終わる動詞は区別しなくてならないので十分に注意して下さい。「ie」で終わる動詞の場合は、「ie」を「y」に変えてから、「ing」を付けます。

lie =  lie  -「ie」 +「y」+「ing」= lying

die dying
tie tying

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。