coolの意味とは、ネイティブが説明します

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

「cool」 は英語のスラングの中では、一番人気があると思います。「cool」は他のスラングと違って、流行しなくならないので、とても便利な言葉でしょう。あえて、珍しいスラングを使うと、相手を笑わせてしまうことがありますが、「cool」の使い方はとても簡単で、適切じゃない時がほとんどないです。

coolの意味と使い方 – すごい

coolはさまざまな意味がありますが、基本的な意味は「すごい」、「素晴らしい」です。英語の「awesome」と「neat」というスラングはとても似ています。
(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

多くの場合は「cool」は形容詞として使います。
1. Wow, that car is really cool.
あの車は本当に最高だね。

2. You really are a cool kind of a guy.
あなたは本当に最高な人だね。

coolの意味 – 優しい

たまに、「優しい」という意味としても使えます。例えば:

I can’t believe you gave me your icecream. You are so cool!
あなたが私にアイスクリームをくれたなんて、本当に信じられないよ。あなたは本当に優しいね!

たまにネイティブは会話をしながら、会話の途切れの時にも、「cool」と言います。この場合、「cool」は特に意味がありませんが、話者はいうことがないから、「that’s cool」だけを思い浮かべます。

4. 会話の途中で
That’s cool.

coolの意味 – うん

たまに相手の会話に興味がない時や、ちゃんと会話を聞いていない時にも使えます。その時には、日本語の「うん」に似ています。ごまかして、会話をちゃんと聞いているふりをするコツの一つです。

5. Person A: I just read a book about economics.
Person B: Cool.
最近、経済についての本を読んだよ。
いいね。

喧嘩の時のcool

喧嘩をして、最高に仲直りをしたい時にも、「cool」と言えます。その時には、「are we cool?」という表現が使われています。意味は、もう私たちは「喧嘩しないね。」「これから、仲良くしようね。」です。

6. 人A: Are we cool?
人B: Yeah, we’re cool.
もう大丈夫?
うん、大丈夫だよ。

6 件のコメント

  • My English teacher told me , “I’m cool.” meant “I’m in transition.” more than 20 years ago. Even now black people in the US use that in the same way. Is it true?

  • Nice to meet you. I’m Midori from Japan.
    It was really lucky to find this cool website by chance. I’ve just started language exchange via e-mail and Skype. It’s very challenging but interesting. Your website helps me a lot to communicate with them. Thank you so much, Luke. I’m rooting for you!
    P.S. I’m also surprised and encouraged at your beautiful, fluent Japanese. That’s why I’m trying to write this in my best English. I hope this is correct.
    And I think you might know this word, but you could say 廃(すた)れる in the meaning of 流行しなくなる. For example, このスラングはすたれないのでいつでも使えます. Of course your expression is easy to understand, too.

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。