「I Can’t Get No Satisfaction」の意味、なぜストーンズ はこんな変な英語の文法を使ったのでしょうか

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。

「I Can’t Get No Satisfaction」はローリングストーンズの一番有名な曲ですが、タイトルはどういう意味でしょうか。「I can’t get no satisfaction.」はぜんぜん満足できないという意味になります。バンドはフロリダ州のホテルの部屋に閉じ込められた時に、この曲を書きました。どんな「satisfaction」かというと、主に性的な満足だと思いますが、実際この曲は様々な解釈があるのです。

なぜここには二重否定があるのでしょうか。正しい英語は、「I can’t get any satisfaction.」です。でも、ネイティブはよくスラングとして正しくない英語を使うのです。「any」の変わりに「no」を使うと、より表現力が高くなると思います。「本当に全く満足が出来ないよ」という感じでしょう。


ストーンズが曲の名前を「I Can’t Get Any Satisfaction.」にしたら、この曲は有名にならなかった可能性もあるでしょう。
皆さん、たまにネイティブと英語を話している時には、「I can’t get no satisfaction.」というようなわざと正しくない文法を使うと、逆に自分の英語の堪能であるとを示すことになるでしょう。

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こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

3 件のコメント

  • My friend just sang this song when we went to karaoke the other day and I was just thinking about that “no” part wondering why it comes after “can’t”. すっきりしました! Thank you.
    I’m surprised that if they use “any” in this song then it might not have became a huge hit.

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