some time, sometime, sometimesの意味と違い、ネイティブはたまに混同してしまう英単語

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

ネイティブはたまに、some timeとsometimeという単語を混同してしまいます。some timeは「時期」という意味で、sometimeは「いつか」という意味です。発音はほぼ同じですが、もちろん会話では内容からどちらの単語を使っているかが分かります。しかし書くときは、使いたい意味の単語のスペルが、sometimeか、それともスペースがあるsome timeか混乱してしまう事があるのです。ネイティブにとって混乱しやすい英語は日本人にとっても難しいかもしれませんね。しかも、sometimesという、some timeとsometimeにも似ている単語もあります。sometimesは「ときどき」という意味になります。
では、some time, sometime, sometimesの区別を身につけるために、いくつかの例を挙げていきます。

sometime いつか

I would like to play tennis with you sometime.
あなたといつか一緒にテニスをしたいな。

You should come over to my house sometime. I just got a ping-pong table.
いつか俺の家に来てよ。最近卓球台を買ったんだ。

some time  時期

some timeの間には、よく他の単語を入れます。たとえば、「私にはもっと時間が必要だ」を意味するフレーズは「I need some more time.」です。このことを考えると、some timeの意味は時期だということを覚え易いでしょう。

I just need some time to myself.
僕には一人の時間が必要だ。

sometimes  ときどき

Sometimesは、繰り返している出来事を表す時に使う単語なので複数系になる、というふうに考えると、ときどきを表す単語はsが付いているsometimesだということを覚えられるでしょう。

Sometimes I like to read a book by the waterfall near here.
私は時々この辺りの滝の近くで本を読むのが好きだ。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。