商品名に由来している英語

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。

皆さんは最近google(ググル)がインターネットを検索するという意味になったことはもう知っているでしょう。 
でも、これは商品名が通常の英語の中で、ほんの一例だけです。 この現象はgenericized trademark (商標の普通名称化) と呼びます。
 この英語は国によってかなり違ってきます。 あと、意味によってこの言葉の頭文字は大文字か小文字かが違ってきます。
例えば、商品名のBand-Aidを書くなら、頭文字は大文字を使います。一方、普通のband-aidを書くなら、頭文字は小文字を使います。

Hoover (掃除機)

イギリスでは hoover という掃除機の商品名は掃除機の意味で通常使われています。
Google と同じように動詞としても使われています。

I am hoovering the living room now.
今、居間を掃除機で掃除している。

(アメリカ英語では I am vacuuming the living room now. といいます。)

Band-aid (バンドエイド)

日本語と同じようにアメリカ英語はband-aid を使っています。 イギリス英語はplasterを使います。 
昔はBand-AidはJohnson and Johnson 株式会社の製品名だけでした。 最近、band-aid solution(一時的な解決)
という表現はよく新聞に出てきます。

例えば:

The new measures are only a band-aid solution for the current problem.
現在の問題に対してはこの新しい対策はただの一時的な解決である。

「measuresはよく複数形で使われています」

「band-aidの間にハイフンを忘れないでください」

Xerox (コピー)

 これはXerox株式会社からきて、アメリカ英語です。 イギリス英語は「photocopy」を使います。
「Xerox」も「google」と「hoover」と同じように動詞として使われています。

Hey can you xerox this for me?
これをコピーしてくれるの?

英語ではコピー機はphotocopy machine, photocopierとcopierと言います。 というか皆さんはcopy machineを避けたほうがよいです。それは和製英語です。 あと、コピーする は英語で copy じゃなくて、photocopy あるいは make a copyです。

Can you make a copy of this for me?
Can you photocopy this form me?
これをコピーしてくれるの?

Can you copy this for me? は英語で通じると思うけど、特にイギリスでは今一変な感じがします。 なぜなら動詞のcopy はあるものと全く同じものを作るという意味を持っています。

Kleenex (ティッシュペーパー)

「Kleenex」はアメリカでもイギリスでも使われています。Tissueもよく使われています。 
Tissue paperは間違えっていないけどあまりネイティブっぽくない英語です。
ティッシュペーパーはtissueの材料というイメージを持っているからです。

他の英語のgenericized trademarks

Thermos あるいは thermos flask (魔法瓶)

Q-tip あるいは cotton swab (綿棒)

Tampax (タンポン) Tanpon もオウケイです。

Jello (ゼリー) Jello はアメリカ英語です。 イギリスではjellyが使われています。

ABOUT LUKEこの記事をかいた人

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

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