Kind Of, Kinda, Sort Of の意味

さっきの記事では kind ofとsort of, type of と variety of の違いについて教えました。 今度はkind of と type of の特別の使い方に集中しましょう。 以下の使い方はくだけた英語でよく使われているから、皆さんの自然の英語に役立つと思います。 It’s sort of an embarassing story, actually。。。 実は、ちょっと恥ずかしい話なんだけど。。。 So what did you think of the novel? It was sort of okay. 小説はどうだった? ままって感じだったね He’s kind of an idiot really. 彼はちょっと頭が悪いね。 So are you going to work overtime today? Well actually, I was…

地理に関する英語 と 定冠詞の「the」

今回は「the」という定冠詞と地理に関する英語についての話をします。 通常の英語では名前の前にに定冠詞を付けません。ただ、地名の種類によって、名前に「the」を付ける場合があります。 この使い分けが難しいので、まず、「the」の感覚についてもう少し考えてみましょう。 基本的には「the」と言われたら、ネイティブの頭の中ではどういうイメージが浮かんでくるのでしょうか? 会話の中だったら、一緒に決めた、あるいは共有している対象に対して「the」という言葉を使います。 あとは、「これじゃなくて、いやそれじゃなくて、ああこれだ」といった何かを選んでいるような感覚も定冠詞には込められています。 定冠詞は何かを定めているので、定冠詞が付いている言葉には雄大な強いイメージがあります。 このネイティブの感覚を念頭に置いて、地名の英語と定冠詞の関係を考えましょう。 次のような地理の名前には「the」を付けません。 大部分の国の名前 Japan, France, Germany 都市、町、周 Birmingham, Tokyo, New York, London 一つの山の名前 Mount Fuji, Mount Everest 一つの湖の名前 Lake Michigan, Lake Titikaka 小さい湾の名前 Tokyo Bay 大陸の名前 Asia, Europe, Africa 一つの島の名前 Staten Island, Sicily 次のような地理の名前には「the」と付けます。 川の名前 the Nile, the Amazon 海の名前 the Pacific, the Sea of Japan 地域の名前 the…

「esque」という英語の接尾辞

なんで「Esque」という英語の接尾辞を習わないといけないのですか? まず、「esque」は英語の冗談を作るのにはとても役に立ちます! それに、「―ぽい」という日本語の英訳でも使えます! 馬鹿馬鹿しいタイトルを書いてしまって、すみませんでした! さて、今回は「―ぽい」という意味で使う接尾辞の「esque」です。 言葉 + - + esque  という形で使われています。 「Esque」を言葉の最後に付けると、意味が「like」や 「similar to」になります。 例えば、 He is so Hollywood-esque. 彼はとてもハリウッドのような雰囲気がある。 「Esque」は日本語の「―ぽい」ほどは使われていません。そして「esque」が 付いている言葉はよく冗談やウィットに富んだ会話の中で使われています。つまり、 「esque」は少しお洒落な感じがするので、相手は「esque」を聞いた時、耳をそばだるでしょう。 つまり、「esque」という接尾辞を使いすぎると格好付けるみたいです。 控えめに使ってください! これからいくつか例文を書きます。 僕とジョンはボブという共通の友達について話しています。 ボブはとても皮肉っぽくて、よく色んな人を批判します。 そして、僕がジョンと話している間に、ジョンは突然辛辣な言葉と使います。それで、僕は冗談で次のように言います。 That’s a very Bob-esque thing to say! ええ、それってすごくボブっぽい言い回しだね! 僕は友達と一緒に映画を観に行きました。観た映画は「皆いつまでも幸せに暮らしました」というようなエンディングでした。 友達は僕に冗談で次のように言います。 That movie was very Disney-esque! こんな映画、すごくDisneyっぽいよね! 皆さん、冗談でesqueを使えるようになりましたか? あと、2つの例文を書きます! 僕は友達からとても上手に書かれた長いメールを受信しました。そして、僕は次のように返事を書きます。 Thank you for your very novel-esque email! とても小説っぽいメールを有難う御座います! 女同士で、ジェンとバーバラはパーティの準備をしています。ジェンがとても綺麗な、垢抜けたドレスを着ていたら、バーバラは次のように言います。 That’s a very Manhattan-esque dress…

「The」の使い方 ― イギリスの田舎のコツ

英語を勉強している人にとっては、 英文法の中で「the」と 「a」の使い分けが一番難しいことだと思います。  「The」と「a」についての規則は数え切れないほどあります。 そしてこの規則を全部習っても、少しでも油断してしまうとすぐに冠詞を間違えてしまうでしょう。 それで、皆さんは、次のコツを使ってみてください。 皆さんが知っている通りにとりに英語はイギリスから来た言葉なんですね。  昔のイギリスは今のような都会ではありませんでした。工場や交通機関がない国でした。 でも基本的には、現在のイギリス人やアメリカ人が使っている英語はその環境で作られました。  ですから、ある意味で皆さんは正しく英語を喋りたいのなら、昔のイギリス人のように考えないといけません。 でも、これはいったい英冠詞とどういう関係があるのでしょうか? 例えば、皆さんがイギリスの農村に住んでいると想像してください。 皆さんはほとんど、村の外の世界を知りません。大きい都市に行ったことがないし、村を囲んでいる景色しか知らないし、外国人はもちろん隣の州の人にさえ会ったことがありません。 ある日、あなたの友達があなたのうちに来ます。 そして彼は “What say we go down to the pub?” 「さ、おらは居酒屋に行くだべー。 おまんはどうだい?」 と聞きます。 このような場合、どうして「a pub」じゃなくて、「the pub」が使われるのでしょう? もし、都会の人が考えると、この言い方は凄く変でしょう。 どうしてpub はいくつかあるのに、「a」じゃなくて 「the」が使われいています? でも、昔のイギリスの田舎に住んでいる人なら、この「the」は当たり前になるでしょう。居酒屋が二つあるところはほとんどありませんでした。 このような考え方や言い方が癖になって、現在に至っても皆さんは論理に反してこういうふうに話します 昔のイギリス人の皆さんは、海に行きたかったなら、「いくつかの海があるから、どれを選ぼうかな」というふうに思わないでしょう。 自分の意識の中では、海は一つしかありません。 ですから、今でも皆さんは“Let’s go to the sea!” 「海に行こう!」と言いますし、 同じように、「森に行こう!」は 「Let’s go to the woods!」と言います。 以下の例文を覚えましょう Work in the field 畑で働く Work in the garden 庭で働く Go to the pool プールへ行く See the doctor お医者さんに診てもらう Go…

「behind」と「back of」の違い

誤 We were standing at the back of three tall men. 正 We were standing behind three tall men. 皆さん、どうして一番目の文章が正しくないでしょうか?  これはなかなか難しい質問だと思います。 まず、以下の文章をよく見てください。 Sit in the back of the car  車の後部座席に座る (車の中) Sit behind the car  車の後ろに座る (車の外) Please go to the back of the line. 列の一番後ろに行ってください。 Please go behind the line. 線の後ろに行ってください。 Back of a building   ビルの裏手 Behind a…

Asとlikeの違い

Asとlikeはどういうふうに違うのでしょうか。  「Like」は「similarity 類似、共通点」を表現します。 「As」 は「のように」や「のとおりに」を表現します。 「As」は「like」よりもっとフォーマルな言葉です。 例えば、「things were just like I remembered them to be」より「things were just as I remembered them to be」という文章のほうがフォーマルです。 むしろ、通常の会話ではlikeのほうが使われています。 Like Likeを使う文章の構成は通常は 名詞+動詞+like+名詞 名詞+動詞+like+名詞 He acts like an idiot. 彼は馬鹿みたいな行動をする。 名詞+動詞+like+名詞 She sings like an angel. 彼女は天使のように歌う。 As As を使う文章の構成は通常は 名詞+動詞+as+やり方 He is free as a bird. 彼は鳥のように自由だ。 He is as happy as…

このままやそのままは英語で何というの?

「まま」という日本語は、何種類かの英語で言い表すことが出来ます。  Keep and Continue まず、「keep」と「continue」という英語を見ましょう。「Keep」は「続く」と似ている英語で、よく「ing」動詞の前に置きます。 「Keep」と似ている動詞の「continue」は対照的によくto動詞と組み合わせられます。 Keepよりcontinueはもう少しフォーマルなニュアンスを持っています。 強い`K` の音がある短い「keep」 は「continue」 より強い感じがします。 If you keep making such excellent food, I’m going to get fat. If you continue to make such excellent food, I’m going to get fat. このまま素晴らしい料理を作り続けたら、俺は太るぞ。 Keep at it! 諦めずに続けろ! (この場合continueは使えません) If you keep doing that, I’m going to get angry. If you continue…

Schadenfreudeの意味

日本語で言えない英語。。。 パート 1 Schadenfreude  Roman Holiday Schadenfreude は、to delight in another’s misfortunes (他人の不幸を喜ぶ気持ち) の意味を表す言葉だ。 あまり優しくない言葉だけど、英語では特に新聞でよく使われているよ。 先月、冗談で、友達にこの言葉を言いたかったけど、辞書で調べたら、適切な表現がなかった。 ああ、やっぱり、日本語ではこの言葉がないんだなと思った。 でも、ある意味では、これはいいことじゃないでしょうか? Schadenfreude はドイツ語から来た言葉だから、日本人にもネイティブにとっても発音とスペルを書くのは難しい。 ところで, Roman Holiday (ローマの休日) っていう英語はschadenfreude と同じ意味を持っているって知っていた?。 Wikipedia では、ローマの休日っていう有名な映画のタイトルについて以下の説明がある。 原題の”Roman Holiday”とは、ローマ帝国時代、一般の休日に奴隷の剣闘士を戦わせる見世物を市民たちが楽しんだことから「他人を苦しめ楽しむ」 「面白いスキャンダル」といった意味がある。設定そのものを表すとのダブル・ミーニングとなっているとする説がある。

Rube Goldberg

アメリカの新聞とテレビ番組では、Rube Goldberg という名前がよく形容詞として使われています。  Rube Goldberg (ルーブ・ゴールドバーグ) はアメリカの漫画家でした。 簡単に出来ることを複雑で無駄な作業で実現する機械の漫画を書いていました。 彼の漫画はよく新聞に掲載されて、とても人気になりました。  そんなわけで、Rube Goldbergは「非現実的」や「複雑すぎる様子」という意味の形容詞として使われるようになりました。 今月はメキシコ湾で石油流出があって、BPが流出を止めるように色んな複雑な機械を作っています。 それをきっかけに新聞とテレビ番組ではRube Goldberg という言葉がよく使われています。 例えば、先週のNY Times では、この文章を見かけました。 「As Rube Goldberg as it sounds, the basic techniques are straightforward and have been used successfully on out-of-control wells around the world.」 「ピタゴラ装置っぽいかもしれないけど、基本的な技術は分かりやすくて、 世界中の制御不能な油井に対してこの機械がうまく使用されて、成功を収めてきました。」 また、ニューヨークであった自動車爆弾の機械を説明する時にも、Rube Goldberg という言葉が使われました。 「I call this a Rube Goldberg contraption.」「私はこれを(爆弾)ピタゴラ装置と呼びます。」 しかし、この英語はアメリカでしか通じません。イギリスではRube Goldberg っぽい機械は「Heath Robinson contraptions」…

イギリスの居酒屋 Pubs, Public House

今日はイギリスのパブの名前と看板についての話をします。以前の記事で、 どうして「the」が居酒屋の名前に付いているのかという質問がいくつかありました。 この質問に対して、この記事を書きます。 イギリスの居酒屋は通常「pub」と呼ばれています。これは、「public house」という言葉の略語です。 たまに「inn」という言葉も使われています。実は「inn」は宿という意味です。 昔のイギリスのパブは宿と居酒屋を組み合わせた物だったからです。旅行をしている人や巡礼者がパブを簡単に見つけられるように、 パブの外には、大きい看板が掲げられていました。その時代は、字が読める人はめったにいなかったから、 大事なのは名前ではなくてパブの絵や象徴となるものでした。 例えば、看板に王様の頭が描いてあったら、パブの名前が「The King’s Head」だと皆が分かっていました。 イギリスでは通常店の名前は持ち主の名前に由来しているけど、パブの名前はパブの象徴や絵に由来しているから、 おとぎ話や絵本のタイトルのような名前が多いのです。 例えば The Red Dragon (赤い龍) The King’s Head (王様の頭) The Plough (鋤 すき) こういう理由から、パブの名前の前には、「the」が通常付いています。つまり、名前が持ち主の名前ではなくて、 本のタイトルの構成だからこそ、定冠詞が必要なのです。 ところで、おとぎ話の名前の前に「the」がよく付いていることは、 皆さんは知っているのでしょうか? 例えば、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの有名なおとぎ話は: The Little Maiden The Princess and the Pea The Ugly Duckling おとぎ話は英語で, “fairy tale” と言います。 蛇足の蛇足だけど、 英語で「fairy tale」は形容詞で使うと、 意味は「too good to be true ― 信じられないぐらい良い 」です。 話を元に戻すと、現在のイギリスでも、普通この伝統的な手描きの看板がパブの外で見られます。 パブの看板は多くの場合紋章学に由来していました。例えば、全てのパブは看板を掲げなければならないという法律を作った英国のリチャード二世の紋章は白い雄鹿でした。 ですので、白い雄鹿がある看板はとても人気があるのです。そのパブの名前は通常「The White…