アメリカ人は血液型を摂取すべき食物と結び付けて考えますが、性格と結び付けて考えることはありません。英語で血液型について話しましょう。

血液型と英語
Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

アメリカでは、人々はよく血液型を摂取すべき食物と結び付けて考えます。

例えば、もしあなたがO型なら、乳製品は避けた方がよいです。血液型によって食事を決めるのは変だと感じるかもしれませんが、説明としては、O型は最も古くから存在する血液型ですので、O型の人々の体は人類の食事として登場して比較的まだ新しい乳製品や穀物類に順応していないというものです。A型の人々は肉類の過剰摂取を、B型の人々はトマト、小麦、トウモロコシや鶏肉類を避けるべきだといわれています。また、AB型の人々にとっては豆腐、魚介類と乳製品は摂取すべきもので、アルコール類とカフェインは避けるべきものだといわれています。AB型はもっとも近年に出現した血液型ですので、AB型の人々の体は乳製品の摂取に適応していると考えられています。

僕が血液型を聞かれはじめて間もない頃、僕は人々が僕の食事や、どんな食物を摂取すべきだとかそういったことに関心があるのだろうだと思っていました。しばらくしてから、日本では血液型を食事と結び付けて考える人はおらず、代わりにみんな血液型を個人の性格や相性と結び付けて考えているということに気がつきました。
もし英語で血液型を聞きたい場合には、こう言えば大丈夫です。

What is your blood type?
あなたの血液型はなんですか?

英語では、血液型はblood typeです。しかし、native speakersが自分の血液型を知らなかったとしても驚かないでください。日本ではほとんどの人が自分の血液型を知っていますが、ほとんどの外国人は自分の血液型を知らないと思われます。僕も自分の血液型は知りませんでした。そこでテストをして、O型と判明しました。この結果は僕の特徴と照らしてもよく当たっていると思います、何故なら僕はO型の特徴として言われている様に大変大雑把な人ですし、加えて乳製品は僕の体にあまりよく合わないようです。
自分の血液型を英語で言いたいときには、次の様に言います。

My blood type is O.
私は0型です。

日本語だと、彼はB型などと言いますが、英語では彼の血液型はOのようなパターンの方が自然です。例えば、

His blood type is B.
彼の血液型はB型です。

「私はAB型です。」を表すには、I’m AB blood type. より My blood type is AB. の方がナチュラルですね。

Do you know your blood type?
自分の血液型は知っていますか?

We have the same blood type.
僕たちは同じ血液型だよ。

My girlfriend is always changing her mind. I think it’s because her blood type is AB.
私の彼女はいつもころころ気が変わるんだ。AB型だからと思う。

I’m not compatible with people who are O blood type.
O型の人とはあまり合わないんだ。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。