英語の指小語 ー cigaretteとrouletteの共通点はなんでしょうか

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。

プチブームやプチホテルのようにプチが付いている単語は、和製のの指小語と呼べるでしょう。僕が日本に来たばかりの頃、プチブームというフレーズが流行っていました。僕はそのフレーズがとても役にたつ日本語だと思って、よく会話で使っていました。最近はあまり耳にしませんが、この間ふと、このプチがフランス語のpetitに由来すると気づきました。それは日本語のネイティブにとっては、周知のことかもしれません。
英語で小さいものを表す指小語は、よくet、let、etteで終わります。そして et、let、etteで終わる英単語の多くが、プチブームのようにフランス語に由来します。


これは英語でdiminutiveと呼ばれています。皆さんはすでにいくつかの英語のdiminutivesを知っていると思います。例えば、タバコを意味するcigaretteやルーレットを意味するrouletteです。

cigar + ette = cigarette

タバコを意味するcigaretteは文字通り小さい葉巻という意味ですね。

roulette

フランス語で、rouelleは「車輪」という意味なので、etteをつけると、意味は小さい車輪になります。なので、ルーレットを意味するrouletteはそのゲームの小さい回転盤を指します。

kitchen + ette = kitchenette

kitchenは台所で、etteを付けると、小さい台所という意味になります。日本のアパートには、kitchenetteが多いですね。海外の不動産屋さんはこの単語をよく使います。

river + let = rivulet

rivuletは小さい川という意味になります。たくさん汗をかき、体から流れる汗は、rivulets of sweatと呼ばれています。これはちょっと気持ち悪い英語でしょう。

stream + let = streamlet

streamは小さい川なので、streamletはとても小さい小川です。

book + let = booklet

この単語は日本語のカタカナ語でも使うでしょう。bookletは文字通りだと小さいbookで、小冊子を意味します。

rose + ette = rosette

rosetteは文字通りだと、小さいバラを指しますが、乗馬で受賞するリボン記章をこう呼びます。

drop + let = droplet

名詞のdropは「滴」という意味で、dropletは「小さい滴」という意味になります。

leaf + let = leaflet

通常、leafは植物の葉という意味になりますが、出版の話をする時は、本の1枚分を意味します。つまり、2ページです。リーフレットを意味するleafletはいくつかの小さいページになります。

eagle + let = eaglet

eagletは小さいワシ、つまり「子ワシ」です。

lock + et = locket

locketは文字通りだと、小さい錠になりますが、意味は「写真や絵などが入るペンダント」です。
これらの単語は僕が考えついたetで終わる指小語だけです。他の指小語もあるはずです。みなさんは他の例を考えられますか?

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    ABOUTこの記事をかいた人

    こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。