Deal with it!の意味とは ー 我慢してもらいたい時に使う英語

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

deal は「分解する」という意味ですが、何かの問題に対応する際には、deal with という英語をよく使います。たとえば、政府と関連する単語は deal with と共に使われることが多くあります。

The Abe administration is dealing with the problem of deflation.
阿部内閣はデフレの問題に対応をしている。

仕事に関するdeal with it

deal with it は、ある仕事や用事などを誰かに片付けて貰いたい場合に使います。もしその相手が、仕事がしたくなかったり出来ない場合に deal with it と言うと、「とにかくやって下さい」や「さっさとやって」のようなニュアンスになります。
例えば、以下の例文では、Sally は全ての仕事を明日までにやるのは無理だと言っていますが、Jessica はとにかく対応して欲しいと言っています。

Sally: There’s no way that I can get all of the work done by tomorrow.
Jessica: Just deal with it.
サリー:明日までにあんなに沢山の仕事を出来るわけないよ。
ジェシカ:とにかくその仕事をやって。

この deal with it は、説明を見て分かると思いますが、あまり優しい言い方ではないので注意して下さい。もし優しく言いたい場合は、You’ll just have to deal with.  や Please deal with it. が良いでしょう。
★ handle it と deal with it は似ているので、Just handle it. とも言えます。
「deal with it」と言われたら、以下のような答え方もあります。

Fine. I’ll deal with it.
わかった。対応します。

また、deal の過去形は dealt なので、すでに対応し終わっていることに対して deal with it と言われたら、already dealt with it と答えることが出来ます。

Could you please deal with it.
I’ve already dealt with it!
それに対応して下さい。
もうしました!

日常会話でのdeal with it

日常会話での deal with it の意味は「我慢して」になります。特によく使われているのは、その相手にとって嫌なことを我慢してほしい際です。以下の例文では、会社に嫌なことをされて文句を言いますが、上司は「我慢して」と言っています。

We are going to cut the number of paid holidays per year to five.
But we were promised ten.
You’ll just have to deal with it.
我々は有給を5日にカットします。
しかし、10日有給をいただけると約束しましたよ。
とにかく我慢してください。

この言い回しも、相手にあまり良い印象を与えない可能性があります。以下の例では、子供はデザートが食べたいのに、今夜はデザートを出さないと親に言われています。

We are not having dessert after dinner.
But I wanted to have cake!
Just deal with it.
夕飯の後、デザートは出さないわよ。
でも、ケーキ食べたかった!
我慢して。

just と deal with は、よく一緒に使われています。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。