窓口は英語で何というでしょうか ー 訳しにくいビジネス英語

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。

Kiosk
先日、仕事で「窓口」という単語を訳そうとした時、なかなか難しいことに気付きました。この「窓口」という単語は、電話の窓口も受け付けの窓口も両方表しますが、英語では似ている単語がないのです。日本人は、たまに「window」や「window mouth」と訳すことがありますが、ネイティブにとって「window」はただの窓で、「window mouth」だとちんぷんかんぷんです。

では、どのような英語が良いのでしょうか。まず、どこのどのような窓口を指しているかを考える必要があります。

消費者向けの窓口 ー help line, help desk, customer service

消費者の問い合わせや要望に対応する窓口の場合は、「help desk、help line、customer service」が良いでしょう。電話で対応する場合は「helpline」、面と向かって話す場合は「help desk」が適切です。「ヘルプデスク」は日本語でも言いますね。「customer service」もよく耳にしますが、電話での対応かそうでないかは特定されていません。

事業者向けの窓口 ー liaison, point of contact

個人的なサービスを提供する窓口の場合は、「liaison」や「point of service」が良いでしょう。多くの場合、事業者向けの窓口は客ごとに担当者がいます。担当者と客の親密な関係を表すために、「liaison」や「point of contact」を使います。「liaison」や「point of contact」の場合、客はいつでも担当者と連絡が取れるのです。「I will be your liaison from now on.」「これから私が御社の窓口担当者になります。」のようにも使えます。

スーパーやデパートの場合 ー service counter

スーパーやデパートなどでは、問題や質問がある場合「service counter」に行きます。日本でも「サービスカウンター」を見かけますね。ちなみに、英語でデパートは「department」ではなく「department store」になります。

銀行の窓口 ー teller

「teller」は銀行の窓口を指し、金銭の相談や受け渡しなどが出来ます。ちなみに、ATMは「automated teller machine」の略です。

駅の窓口 ー ticket office, ticket booth

駅で切符を売る窓口は、「ticket office」 や「ticket booth」といいます。それなので、JRのみどりの窓口は、「JR ticket office」になります。

映画館の窓口 ー ticket booth, window booth

映画館でチケットを売る窓口は、「ticket booth」や「window booth」といいます。

受付、フロントの場合 ー reception desk, receptionist, front desk

会社、病院、ホテルなどの受付、フロントは「reception desk」といいます。そして、その受付の係は「receptionist」と呼ばれます。日本では、ホテルの受付はフロントと呼ばれていますが、これは和製英語なので、英語圏の国で「front」と言うと、ホテルの前だと解釈されてしまうかもしれません。正しくは、「front desk」です。
これほど沢山の訳があるなんて複雑ですね。やはり、窓口の直訳があれば助かるでしょう。

ABOUT LUKEこの記事をかいた人

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

7 件のコメント

  • こんにちは
    私はロスに住んでいます。アメリカ人にピアノをおしえていますが、英語が思うように話せません。Lukeさんのはとても参考になります。ありがとう。

  • 唯一「窓」繋がりなのが「window booth」のようですが、映画館以外の場所でこの言葉で「窓口」を伝えようとしても難しいでしょうか?デパートや駅やホテルで「窓口はどこ?」と人に尋ねたい時に「Where is a window booth?」でなんとなく汲み取ってもらえそうでしょうか?観光旅行でその場に合わせて単語を使い分けることが難しいような時に、という感じです。

  • それぞれに違う言い方があるのですね・・・
    ちなみにこの言い方をアメリカで使っても問題なく通じるでしょうか?

  • The first action is ‘Check In ‘ at a ‘ Hotel ‘ or an ‘ Airport ‘.
    It mens ‘ Register ‘ as a ‘ Guest ‘ or a ‘
    Passenger ‘.
    So,’ Check In ‘ is a verb.
    The first place where you go is ‘ Reception Desk ‘ at a ‘ Hotel ‘
    or ‘ Check – in Desk ‘ at an ‘ airport ‘ to ‘ check in ‘.
    On the other hand,the first action is ‘ Take A numbered ticket ‘ at a ‘ Branch of the Bank ‘.
    The first place where you go is the ‘ Help Desk ‘ or ‘ A Bank Cashier ‘ at the Branch.
    When I am a VIP customer,they would prepare the VIP lounge with tis ‘ Customer Service Desk ‘ for me.
    The winners of real capitalism are not so many in the whole world.
    Nevertheless, when I am the winner of real capitalism,it’s right to select the bank that has the valuable support from all over the world .

  • 私は市役所の窓口で働いています。ここで紹介されたどの窓口ともちょっと違うように思うのですが、どんな英語表現が適切でしょうか。
    総合案内所のような市役所全体の窓口(これならreception deskだと思うのですが)ではなく、いくつもある中のひとつの課の窓口で、そこに来たお客様に、制度の説明をしたり、書類を書いてもらったり、質問に答えたりしています。

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