英語の感嘆符と感嘆文

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

英語の感嘆符、つまりビックリマーク「!」は「exclamation mark」もしくは「exclamation point」と呼ばれています。感嘆符はビジネスのメールなどのフォーマルな文書ではあまり使われていませんが、インフォーマルなメールや小説ではよく見かけます。英語で「感嘆文」という単語はないので、皆さんが学校で習ったような感嘆文の最後に感嘆符が付くというようなルールは無く、より強い感情を表すために感嘆符を使います。ですので、英語で感嘆符を付けたい場合に、まず学校で習った英語の感嘆文を使うという考え方は頭から取り除いた方が良いでしょう。例えば、

「How happy I am!」などの英語はやめましょう。

How happy I am!
こんなに幸せだなんて!

この英語は間違っている訳ではありませんが、アメリカやイギリスではこのような言い方はほとんどしません。しかし日本では感嘆文としてこのような文法を勉強しますね。

What a great day!
なんて素晴らしい日なんだ!

What an awesome party!
このパーティーは最高だな!

さきほどの感嘆文は使わないと言いましたが、「what a ….」で始まる文章はよく使われています。
もし英語で感嘆符を使うかどうかを悩んだ時には、どのような感情を表したいのか、またどれぐらいその感情を感じているのかということについて考えた方が良いでしょう。
英語の感嘆符は驚き、ユーモア、喜びを表を強調します。
驚き:

I don’t believe it!
信じられない!

ユーモア:

Silly me!
私ったら本当にバカだね!

喜び:

What a beautiful day!
最高に良いお天気だね!

感嘆符はネガティブなことに対しても使えます。例えば、恐怖や痛み、危険を表します。
恐怖:

Oh my God! Why are you holding that knife?
嘘だろ!なんでお前ナイフなんか持ってるんだよ?

痛み:

Ouch!
痛っ!

危機的な状況:

Don’t shoot me!
私を撃たないで!

メールで執拗に感嘆符を使うネイティブもいます。例えば、

Wow. I had such a great time! It was fantastic!!! Wish you had come too!!
あぁ。本当に楽しかった!最高だったよ!!!君も来ればよかったのに!!

上記の文章は女子高生のようなイメージなので、通常の英語を書きたい方は二つ以上の感嘆符を並べて書かない方が良いでしょう。とんでもない状況でもない限り、感嘆符は控えめに使ったほうが良いですね。

4 件のコメント

  • Wow.I didn’t know that Amercan (or English) people doesn’t use “!” so often. I use this mark a lot when I write letters or e-mails to my friends, but I’d say I shouldn’t use it too many if I write to foreign people.
    ちなみに、「外国人」をforeignersと表現すると冷たい感じがするというのをきいたことがあるのですが、本当ですか?
    本当なら、どういう表現が適切か教えて頂きたいです!( ´ ▽ ` )ノ

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。