nitpickingの意味と使い方、シラミの卵取りに由来する英語

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。

本来、nitpickingとは人の頭からシラミの卵を取るという意味になりますが、現在はつまらぬあら探しをするという意味で使われています。シラミの卵はとても小さく髪の毛に強くくっ付いているので、nitpickingをする時には髪の毛を一本一本見て、爪で卵を取らなければなりません。nitpickingには細心の注意が必要なので、現在の英語では、人の態度や行動などに対して細かい問題点を探し、それを批判するという意味になります。これは日本語でいう、重箱の隅をつつくという表現に当てはまるでしょう。

My mum nitpicks pretty much everything I do — from how I clean the dishes to how I sweep the floor.
皿の洗い方から床の拭き方まで、母は僕がすることをほとんど全部批判する。

通常、nitpickingは悪い癖とされています。例えば、テレビを観ながらいちいち細かいことを批判する人はnitpickerと呼ばれています。

You are such a nitpicker!
お前は批判的なやつだな!

Nitpicking is a bad habit.
つまらぬあら探しは悪い癖だよ。

イギリス人は相手を批判する前に、I don’t want to nitpick, butというフレーズを使います。このフレーズは、あなたを批判したくないけど、批判せざるを得ないというニュアンスになります。

I don’t want to nitpick, but you really should get a proper job.
こんなこと言いたくないけど、あなたにちゃんとした仕事をしてほしいの。

1 個のコメント

  • いつも楽しみにブログを拝見させてもらってます。ところで質問なのですが、拭くはwipeで、掃くがsweepなのでは?それとも同じように使えるのですか?

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    ABOUTこの記事をかいた人

    こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。