「curse」の意味と使い方

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

昔のイギリスでは「curse」は「呪い」という意味になりました。昔のイギリス人は、魔法のように嫌いな人に呪いを掛けました。このように「curse」を使う場合は、「put」と「curse」をよく組み合わせます。

(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

The wizard put a curse on the warrior.
魔法使いは戦士に呪いを掛けた。

現在では、「curse」は嫌なものや嫌なことに対して使われています。この使い方は比喩として考えてもいいでしょう。

This job has been a curse on my family and me.
この仕事は私や私の家族にとって本当に嫌なことですよ。

It sounds strange but I think that winning the lottery has actually been a curse.
私がこんなことをいうも変ですが、宝くじを当たったのは本当に大変でした。

最後に、アメリカでは、「curse」は汚い言葉を言うという意味になります。「a curse word」と「a swear word」には同じ意味があります。

Don’t curse so much. It is very rude.
そんなに汚い言葉を使わないで。とても失礼だよ。

1 個のコメント

  • キルスイッチエンゲージの「My Curse」は「私の呪い」と訳されています。直訳だと違和感があるのですが、「悪態」みたいなことですか??

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。