「achoo」という間投詞の意味、また、くしゃみについての英語

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

皆さんは知っているかもしれませんが、英語で「くしゃみ」は「sneeze」と言います。でも、日本語の擬音語の「はくしょん」は英語でなんと言うのでしょうか。それは「achoo」です。「achoo」は小説によく出てきます。また、これは気のせいかもしれませんが、英語圏に住んでいる方のくしゃみの仕方は日本人に違って、くしゃみをする時には、「a」という母音がはっきり聞こえます。本当に私たちのネイティブはくしゃみをしながら、「achoo」を叫んでいるみたいなケースが多いと思います。「achoo」は色々なスペールがあって「ahchoo」または「kerchoo」ともつづります。「kerchoo」はより激しいくしゃみを表すかなと思います。「atishoo」はより可愛く、 調子が高い小さなくしゃみを表します。

(皆さんが英語の発音練習が出来るように、例文を読み上げて、録音しました。録音したファイルは以下にあります。)

It was pollen season again, and John let off a big achoo that startled his wife who had been fast asleep.
また花粉の季節になって、ジョンは大きいはくしょんを出して、ぐっすり寝ている奥さんを起きちゃった。

1 個のコメント

  • とても興味深い記事、拝読しています。
    achooが「はくしょん」なのですね。どちらも擬音語ということでしょうか。
    日本語で「はくしょんをする」とか、「はくしょんが出る」は、「くしゃみをする、くしゃみが出る」を子供に向けて使うことはありますが、小学生くらいになると使わないと思います。
    あと、くしゃみを「出す」というと、意図的な感じがして不自然な日本語に聞こえます。「出る、出た」とか、「出そうだ」が自然だとおもいます。
    また、「ぐっすり寝ていた奥さんを起こしてしまった」が自然な訳だと思います。
    大きなくしゃみの音で奥さんが起きてしまったというのも良いのですが、「起きる」は自動詞なので。
    細かいことで失礼しました!
    が、こういう話題が好きで、L ukeさんの記事を愛読したます。これからも投稿楽しみにしています。

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    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。