2010年12月

The Onion – 英語のニュースを楽しくする方法

今回、The Onion という英語のニュースのサイトをご紹介いたします。CNNで英語を勉強する日本人は多いと思いますが、真面目なニュースを毎日聞くのはあまり楽しくありません。「The Onion」は偽のニュースや大げさなニュースを掲載します。でも、使われているボキャブラリーや文法は通常のニュースと同じですので、より楽しみながら、英語を勉強出来ます。

英語の履歴書の書き方 ー 日本の履歴書、英文CV、英文レジュメの違い。

英文履歴書と和文履歴書はどういう風に違うのでしょうか。英文履歴書の作成は、日本語の履歴書を英語に置き換えるだけのものではありません。自分の日本語の履歴書をそのまま英語に訳しただけでは、自分を売り込むことはできません。 最初に言いたいことは、英語圏の履歴書は国によって異なると言うことです。アメリカでは履歴書はresume「レジュメ」と呼ばれます。イギリスおよびオーストラリア、ニュージーランド、香港などでは、「curriculum vitae」や「CV」(カリキュラム・ビィータイ)と呼ばれます。名前の違いだけではありません。アメリカのレジュメやイギリスのCVでは、その内容や書き方も異なります。

「th」の発音 -ネイティブの矯正、「ð」と[θ] という発音記号の使い分け

今回は、「th」の発音を説明します。「th」は「dental fricative」すなわち摩擦音の一つです。要するに、「th」を発音する際、口で小さな隙間を作って、そこにむりやり空気を流して、その摩擦を使いながら、音を作り出します。この音は世界のあらゆる言葉の中では、なかなか珍しい音で、よく使われている言葉の中では、スペイン語、アラビア語、と英語のみで使われています。しかし、英語において、この音はとても重要です。皆さんが、この音をきちんと作り出せるように、また発音できるようにするため、後ほど口の動き方をより具体的に説明してみます。

ハイフンの使い方 - 英語の句読点のガイド

ダッシュとハイフンの違い 僕は、英語のダッシュと英語のハイフンの違いや使い分けは何ですかという質問をよく聞かれますが、実はダッシュとハイフンの使い方は全く違います。一見、これらの句読点は似ていますが、少し違います。ダッシュとマイナス記号はハイフンより長いです。ダッシュについての説明は、次回、書いてみますね。 ハイフンの使い方は現在議論が繰り広げられています。 英語圏では、ハイフンの使い方については熾烈な戦いがあります。両者共、一方も譲りません。ハイフンの革命論派は、ハイフンは古めかしい句読点なので、近いうちに恐竜のように絶滅すると主張します。ハイフンの伝統主義者は、ハイフンは重要で、英語の単語の意味をはっきりさせ、英語を読んでいる方の理解を高めると主張します。この戦いは学者だけではく、辞書にも、スタイルガイドまでにも影響が及んでいます。同じ単語を二つの辞書で引いてみると、ハイフンがあるバーションとハイフンがないバーションがたまに出てきます。

Cockney ― コックニーというイギリス英語の方言の意味、説明、発音ガイド、ライミング・スラングと例

Cockneyの意味 コックニー方言とは、東ロンドンで生まれ育った人達が使う方言です。コックニーはロンドンの下町言葉という風に考えればいいと思います。コックニー方言は英語では「cockney」と言います。ロンドンはとても大きい都市なので、東ロンドンは少し曖昧な名前です。もっと厳密にいうと、「cockney」の定義はメリー・ボウという東ロンドン教会「St Mary-le-Bow」の鐘の音が聞こえる範囲で生まれ育っている人達の訛りです。この地域は英語で「East End」と呼ばれています。実は、「cockney」には二つの意味があります。「East End」の人の訛りだけではなく、その人自身も示しています。「cockney」という人のイメージは労働者階級で、東ロンドン「East End」の市で働いている人たちのことです。 現在では、コックニーが格好いいという理由で、多くのEast Endに住んでいないイギリスの若者がコックニーを真似るようになりました。イギリスの若者にとってコックニーの「street credibilityストリート・クレディビリティ」が一番高いです。僕は、イギリス西海岸のほうで生まれ育ちましたが、学生の頃、同級生とよく「下手に」コックニーを真似ましたものです。この現象は、「mockney・モックニー」と呼ばれています。「mockney」は英語の「mock ― 偽者」と 「cockey」を組み合わせた言葉です。日本人は「マイ・フェア・レディ」や「メアリー・ポピンズ」という映画でコックニー訛りを聞いたことがあるのではないでしょうか? コックニーの発音 僕はコッキニー方言の発音を示すように以下の音声ファイルを作りました。 Your browser does not support the audio element. thの発音 コックニー訛りでは、「th」の音はきちんと発音されていません。これは英語で「th fronting」と呼ばれています。 [θ]は「f」に、 [ð] は [v] になります。具体例として、「three」は「free」と発音します。そして、「with」は「wiv」と発音します。「thread」は「Fred」になります。「thrill」は「frill」になります。「th」の音を発音しないのは、結構便利でしょう。皆さんはこの発音が出来ますか? hの発音 多くの場合、コックニーでは、「h」を発音しません。例えば、「have」は「ave」になります。「here」は「ere」になります。コックニーを聞く時には、この特徴によく気が付きますが、実際、アメリカの語やイギリス英語でも、しばしば「h」を発音しません。 もちろん、コックニー訛りほどではありませんが、「he, him, her, his, had とhave」のようなよく使われている単語の「h」はあまりはっきりと発音しません。 母音の発音 コックニーは、母音の発音がクイーンズ・イングリッシュに比べ、より激しく、強い音になります。「ei」の発音はよく「ai」になりますので、「day」は、「daɪ」という発音になります。さらに、/iː/が[əi]になって、/aɪ/が[ɒɪ]になって、/ɔɪ/が[oɪ]になって、/aʊ/が[æː]になります。 コックニーの文法 my – me コックニー英語では、「my」はよく「me」になります。例えば、「oi! you got me shirt」「ああ、僕のシャーツを持っているよ!」 動詞の違い コックニー訛りの人はわざと間違った英文法を使います。不正確な文法の中では、「be 動詞の使い方が一番目立つと思います。例えば、「you were」は「you was」となります。「I am」は「I is」となります。コックニーを喋る人は正しい文法を知らないというわけではなく、ただ単に多くの若い人たちは、正しくない文法を使うのが格好いいと思っています。そうは言っても、たまに本当に正しい文法を知らないコックニーもいると思います。 コックニーのスラング コックニー…

リスニングの英語教材 - 僕のおすすめの無料教材

LibriVox LibriVoxというサイトでは、数多くの英語のオーディオブックを無料で聞くことができます。シェークスピアから、 ジェーン・オースティンまでネイティブが録音したオーディオブックが沢山あります。サイトは著作権切れとなった本のみだから、昔の英語が多くて、現在の英語は少ないです。それでも、二百年前の英語と現在の英語はそれほど違わないので、ジェーン・オースティンの本はまだまだ十分に聞く価値のあることだと思います。しかも、iPodやiPadでこのファイルをリスニングが出来ます。 New York Times Video  皆さんはニューヨーク・タイムズという新聞が知っていると思いますが、サイトはビデオも沢山あると知っていましたか? このページでは、料理のビデオからファッションのビデオまで、英語のリスニングに役立つ教材が沢山あります。僕の一番好きな司会者はDavid Pogueです。彼はテクノロジーについてのビデオを作っているのに、いつも面白くて、いつも笑わせてくれます。現在の英語やボキャブラリーを広げるのに、このサイトはとても良いです。現在は、全てのビデオが無料で観れるけど、おそらく来年から料金がかかります。ちなみに、英語の動詞の語彙が増やすのに、料理番組がとても役に立ちます。 Wine Library TV Wine Library TV はワインについてのビデオなんですが、ワインが好きじゃない人もこのビデオは絶対に楽しめると思います。この番組の司会者は、よく動き回り、陽気な性格です。それぞれの味があるワインを飲むGary Vaynerchukは形容詞を使いまくっているので、形容詞のボキャブラリーとリスニングの能力を高めるのに、この無料の教材を強くおすすめします。 Project Gutenborg Project Gutenborg は、世界の著作権切れになった本を集めるために、作られたサイトですが、英語のリスニング能力を磨くのにも、役に立ちます。なんと言っても、無料です。 プロジェクト・グーテンベルクはオーディオブックがいくつかありますし、前編が収められている本もあるから、本を読みながら、ネイティブの発音を聞くことができます。これらの本の中では、シャーウッド・アンダーソンの「Winesburg, Ohio」とフランク・ボームの『オズの魔法使い』(The Wonderful Wizard of Oz)が僕のおすすめの教材です。どちらの小説も楽しい上に、とても綺麗に書かれています。 BBC World Service BBC World Service は、1932に制定されて、世界で一番人気のあるラジオ局ですから、皆さんはすでに知っていると思いますが、BBC World Service のサイトは英語を勉強している人にとても役に立ちます! メニューで気に入りの番組を選んで、無料で聞くことが出来ます。BBCワールド・サービスのリスナーはネイティブより、英語を勉強している方が多いので、通常のトーク・レディオより分かりやすい英語だと思います。僕は社長にインタビューする番組が好きで、「The Bottom Line」というビジネス番組をよく聞きます。でも、リスニングの英語教材としては、「From Our Own Correspondent」という番組を薦めます。「From Our Own Correspondent」はいつも面白くて、通常ラジオの音声ファイルとともに字幕表示もあるので、分からない単語があれば、すぐに意味を調べることができます。 皆さんは他に好きなリスニングの教材はありますか? もしあったら、皆さんのために、お薦めを書いてください!