catch up to/catch up with/caught up inの使い分けと違い

Luke
こんにちは、イギリス生まれ、東京在住英語教師と作家のLukeです。
catch up 意味

Finally the alcohol caught up with him

以前、 「catch up」という言葉に見てきましたけど、今回、「in」、「with」と「to」を付けた時、 意味がどういうふうに変わるのかを話題にします。
「catch up to」と「catch up with」 という表現は似ているし、よく置き換えが出来るけど、 使い方は必ずしも同じではありません。
例えば、「catch up to」はよく基準やレベルと関わっています。ここでは、「to」という前置詞はより確定した目的点 を示唆しています。
I think it will take a long time for China to catch up to Japan’s level of industrialization.
中国が日本の産業化のレベルに追いつくには長い時間がかかると思います
一方、「with」という前置詞は、「肩を並べる」というニュアンスをもう少し強調しています。
The company caught up with its competitors very quickly. その会社は競争相手に速く追いついた。
 警察や探偵はよく「catch up with」と「catch up to」を使います。この場合の意味は 長い時間犯罪者を追跡して、結局捕まえます。
The police finally caught up with the criminal. 警察はやっと犯罪者を追いつめて、逮捕した。
「catch up with」はもう一つの意味があります。それは、昔した悪い行いが、結局自分のことに戻ってきて、辱めを受けます。
普通、悪い行いをした時その悪い行いが公になるまで、誰にもばれない静かな期間があります。
例えば
Unfortunately, the politician’s past caught up with him and he had to resign. 残念なことに、政治家が昔した悪い行いは公になって、
彼は辞めざるをえなかった。
You know your heavy drinking is going to catch up with you some day. あなたはそんなに深酒していると、いつか後悔するよ。

夢中

このイディオムは「catch」 の受動態の「caught」を使います。 「wrapped up in」と「caught up in」はポジティブな使い方もネガティブな使い方も両方があります。 ポジティブな使い方は、とても面白いことや興味のあることがあり、それだけに集中しているということです。日本語の「夢中になる」と似ているけど、 集中している対象以外の物を意識していないというニュアンスもあります。
I was caught up in the movie, so I completely lost track of the time! 映画に夢中になっていたから、時間がたつのを忘れた!
I was so wrapped up in the football game that I forgot to turn off the oven. サッカーのゲームに集中していたから、オーブンを消すのを忘れちゃった。

巻き込まれた

一方、ネガティブな意味では、「自分の意識に反して何かに巻き込まれました」という使い方があります。この巻き込まれたことは大体嫌なことで、
悪い影響を与えることです。 これは外のことに限らず、自分の感情や思いにも使えます。
I got caught up in a massive traffic jam today. 今日は、ひどい交通渋滞に巻き込まれた。
She was so wrapped up in her own importance that she cared little for other people. 彼女は自分の大切な事に手いっぱいだったから、
他の人のことを気にしなかった。

wrapped upとcaught up inの違い

「wrapped up」は「caught up in」と微妙に違います。イディオムの語源を考えると、この違いは簡単に理解ができると思います。 「wrapped up in」は何かに包まれたというイメージがあって、「caught up in」は捕まったというイメージがあります。

catch you laterの意味

最後に、「catch you later」という砕けた別れの挨拶は、「catch up」に由来していると思います。
日本語だと、「じゃあね」、「じゃあまた」と似ています。

ABOUT LUKEこの記事をかいた人

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。母はアメリカ人、父はイギリス人。イギリスのコーンウォール州生まれ、13歳のとき、アメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業した後はワシントンD.C.で雑誌編集者・記者の仕事を経験。その後、新潟県の中学校で英語教師を2年間。現在、東京に在住。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究者)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』 (大和書房)、『「さすが!」は英語でなんと言う?』、「カジュアル系」英語のトリセツ」(アルク)があります。NHK基礎英語1の「4コマでニュアンスを学ぶ基本英単語」、婦人公論の「ティーテイムEnglish」 の連載もあります。 イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。 皆さん、これからもよろしくお願いします。新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

1 個のコメント

  • Great page, Luke. I’ll tell my students about. I have one more “catch” I’d like you to add (= I’m having difficulty explaining succinctly in Japanese…).
    In the sentence “I had a great weekend catching up with family and friends.” how would you translate the “catch up with”?

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