litの意味は、パーティーでよく使われているスラング

litというスラングの使い方
Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

litは最近大人気になったスラングの一つですが、実際litは100年間前ぐらいから使われています。

酔ったを意味するlit

通常、litやlit upは「明らかにする」を意味するlight upの過去形です。例えば、ある部屋は暗くて電気を点けたら、

The lamp lit up the room.
ランプは部屋を明るくした。

と言えます。
また、誰かがとても嬉しくなったときに、顔を意味するfaceとlight upは一緒に使えます。

His face lit up when he saw the Christmas tree.
彼はそのクリスマスの木を見たら、笑顔になった。

これらの使い方は標準の英語ですね。
お酒を飲んで、とても嬉しくなる時はあるでしょう。その時にスラングのlitとlit upが使えます。例えば、「酔いましょう」と言いたい時に、Let’s get lit.かLet’s get lit up.と言えます。litもlit upも同じ意味になります。

Bring the drinks. We’re gonna get lit.
お酒を持ってこい。俺たちは酔うよ。

We got lit up last night.
昨夜、めちゃお酒を飲んでいた。

楽しい場所や人を表現するlit

最近、litはより幅広い意味になりました。興奮させる楽しい場所や人を表現するためにもlitが使えます。例えば、楽しいパーティーに行ったら、以下のフレーズが使えます。

How was the party last night?
It was lit!
昨日のパーティーはどうだった?
まじで楽しかった!

そして、東京の旅行がとても楽しかった場合、以下のフレーズが使えます。

How was Tokyo?
It was lit!
東京はどうだった?
最高だった!

4 件のコメント

  • いつも楽しく読んでます!
    初めてコメントします。
    さて、私は30才のladyです。
    自分のことをladyというのは恐縮ですが…
    Lukeさんは、gentlemanです。
    Litはladyも使いますか?
    今後はLadyの使う、きれいな英語も
    もし良ければ、教えて下さい!
    Eigo with Luke 応援しています!
    頑張ってください:)Cheers!
    よろしくお願いします。

  • コメントをどうぞ

    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。