youは丁寧な英語?

  
theeとthouの絵

ヨーロッパ言語の多くに丁寧形の you とインフォーマル形の you があることに気づきましたか?フランス語では、丁寧形かつ複数形の vous とインフォーマル形かつ単数形の tu があります。ドイツ語では、丁寧形かつ複数形の Sie、そしてインフォーマル形かつ単数形の du があります。ではなぜ英語には丁寧形の you が無いのでしょうか?

その答えとしては、実のところ英語にも you の丁寧形、複数形バージョンがありました。なんとそれこそが you だったのです。インフォーマルで単数形の you は thou でした。もしシェイクスピアの劇を読んだことがあるのなら、おそらく thou に出くわしたことがあるでしょう。

しかし、時を経て丁寧形の you がどんどん一般的になってきて、全ての場合における thou の代わりとなったのです。とても興味深いことに、英語のネイティブは古い英文学作品においてのみ thou という単語に触れてきたので、多くの人々はこの thou という単語が you よりもフォーマルな言葉だと思っています。これは、間違いですね。

thou は北イギリスのヨークシャーでは今でも時々 you のインフォーマルな形として使われています。けれどもイギリスの他の地域では、もはや thou は使われていません。

著者のLukeについてのページはこちらです。 著書に「カジュアル系英語のトリセツ」があります。

人気の記事

Lukeについて

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。僕はアメリカとイギリスのハーフで、現在東京で翻訳の仕事をしています。生まれてから13年間をイギリスで過ごし、アメリカに越して11年間生活をした後日本に来ました。イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。日本人の人柄と和食、そして日本語が好きなのでまだまだ日本にいるつもりです!皆さんこれからもよろしくお願いします。 新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

スラング 英会話のガイド

コメントをどうぞ