一昨日と明後日は英語でなんという?

  

「デイ・アフター・トゥモロー」という映画を観たことがあるでしょうか?僕は、なぜこの映画のタイトルが日本では「明後日」ではないのか気になります。おそらく明後日は、映画のタイトルとしては日本人の耳に平凡すぎて退屈なものに聞こえるのかもしれません。



では、なぜ英語では「The Day After Tomorrow」は映画のタイトルとしても良い単語なのでしょうか?たぶんこの答えとしては、日本人は明後日という単語を日常会話でよく使うのに対して、英語のネイティブは明後日を意味するthe day after tomorrowや一昨日を意味するthe day before yesterdayをあまり使わないからでしょう。その理由として、明後日を意味するthe day after tomorrowや一昨日を意味するthe day before yesterdayといったフレーズはとても使いにくいものだからです。

明後日と一昨日

ネイティブはtomorrow「明日」やyesterday「昨日」を日本人ほど頻繁に使いますが、明後日や一昨日について話したいときには、two days from now「今から二日後」またはtwo days ago「二日前」という言い方をもっと使います。

What did you do two days ago?
一昨日は何をしましたか?

What are you going to do two days from now?
明後日は何をする?

I went mountain climbing two days ago.
一昨日は山に登った。

二日後 を意味するtwo days later というフレーズは今日の時点を基準として使うときにはあまり使われません。その代わりに、過去や未来の出来事を基準にその時点から二日後と言いたいときに使います。two days agoは今日の時点を基準としてよく使いますが、from now などを付けません。

I went to Paris on Monday, and two days later I went to Germany.
月曜日にパリに行って、その二日後にドイツに行った。

英語では、曜日を利用するのが一番簡単です。例えばもし今日が火曜日で、英語で明後日と言いたい場合には、木曜日というだけで大丈夫でしょう。他に可能な言い方としては今日から二日後を意味するtwo days from todayまたは明日から一日後を意味するa day from tomorrowがありますが、これらのフレーズはけっこう分かりづらいです。

明々後日と一昨々日

明々後日と一昨々日についてはどうでしょうか?ネイティブが明後日の次の日を意味するthe day after the day after tomorrowという表現を使うことはほとんど全くありません。なぜなら言葉にするのも難しいし、聞き手にも少し暗算を必要とするからです。同様に、一昨々日を意味するthe day before the day before yesterdayという言い方をすることもほとんどありません。「今日から三日後」を意味するthree days from todayまたは「明日から二日後」を意味するtwo days from tomorrowという言い方はできますが、やはりこういったフレーズを使うとネイティブにとっては紛らわしいものです。ほとんどのネイティブは、代わりに曜日や日にちの観点から考えます。ですのでもし今日が月曜日で、明々後日と言いたい場合には、今週の木曜日を意味するthis Thursdayというのがベストでしょう。この場合で一昨々日と言いたいなら先週の金曜日を意味するFriday of last weekと言えるでしょう。日本人の間でも一昨々日はあまり使われないようですね。

I’ll meet you the day before tomorrow.

ついに、the day before tomorrow というフレーズに来ました。ネイティブはたまにこのフレーズをオヤジギャグとして使います。the day before tomorrowとは、もちろん今日のことです。

著者のLukeについてのページはこちらです。 著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』、『この英語、どう違う?』、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』(13万部突破!)があります。

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Lukeについて

こんにちは、筆者のLuke Tunnicliffeです。僕はアメリカとイギリスのハーフで、現在東京で翻訳の仕事をしています。生まれてから13年間をイギリスで過ごし、アメリカに越して11年間生活をした後日本に来ました。イギリス、アメリカ、日本で経験した様々なことをこのサイトに生かし、皆さんにお届けしたいと思っています。日本人の人柄と和食、そして日本語が好きなのでまだまだ日本にいるつもりです!皆さんこれからもよろしくお願いします。 新着記事を読みたい方は、ぜひ英語 with Lukeをフォローして下さいね。

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コメント

  • Anonymous says:

    Hello, I always enjoy your posts, and find them useful and interesting.

    But I just wonder how ‘two days from now’ is different from ‘in two days’ and ”in two days’ time’ that I often heard in the UK.

    Cheers,
    Ryota

  • taiyo says:

    Lokeさん、こんにちは!!
    いつもあなたのブログ見ていますよ。よく解りやすい、特にイギリス英語とアメリカ英語の違いなんかとても役に立つね。私はカナダに住んでいるので一生懸命英語を勉強しています。日本人は理解が必要なところがあるので英語のニュアンスがとても難しいと思います。Lokeさんの教え方はスゴイ!!
    日本に住んでいる外国人の子供たちにアマゾンより安いセカンドハンドの絵本を見つけたので紹介します。
    ehon-maggie.com

  • keiko says:

    Hello,Luke!I study English in Austlaria now.
    I’m Japanese woman.
    My all school teachers can’t speak Japanese at all…
    Is it normal?
    So I often can’t explain my question in English…
    Is it good or bad?
    In The England, all English teachers are bilingual?
    Is it true?

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