APBの意味とは ー 刑事ドラマでよく聞く略語

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!


皆さんは好きな刑事ドラマはありますか?日本でもアメリカでも、刑事ドラマはいつの時代も不動の人気ですね。僕は刑事ドラマの中では、24 やフリンジ、刑事コロンボなどが好きなのですが、アメリカの刑事ドラマを観ていると、よく APB という略語を耳にします。APB は all-points bulletin を省略したもので、全ての警察に報告する情報という意味になります。たとえば逃亡中の犯罪者を探す場合、ある地域にいる全ての警察に APB を送り、その情報によって犯罪者を探します。これは日本の指名手配とよく似ていますね。

There is an APB out for a white female who is 6 foot tall.
182センチの白人の女性が指名手配された。

We’ve put an APB out for him.
我々は彼を指名手配した。

皆さんもアメリカの刑事ドラマを観る機会がありましたら、APBという略語を使っているか是非チェックしてみて下さいね。

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記事を書いたLukeについて

英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。