「do」という英語の動詞で、複雑な動詞の代わりに使います

Luke

こんにちは、イギリス生まれ・東京在住、英語教師で作家のLukeです。今週、僕が書いたオノマトペ(擬態語・語音後)についての本 が出版されました。是非チェックしてみて下さい!

英語のネイティブにとっては複雑な動詞より、簡単で短い「do」はより使いやすいです。たとえば、インフォーマルな英語では「arrange your hair」より「do your hair」のほうがよく使います。また、「tidy up the garden」より「do the garden」のほうが言いやすいです。しかし、「do」を使いすぎると、相手に内容が伝わり辛くなります。このインフォーマルな英語は、日本語の「する」と「やる」の使い方に似ているでしょう。

特にネイティブは家事をする時には、「do」をよく使います。たとえば、家族が家事を分担する時には、以下のフレーズをよく耳にします。

You do the dishes. あなたは皿洗いをして
You do the garden. あなたは庭をきれいにして
You do the cupboard. あなたは戸棚を整理して
You do the stairs. あなたは階段を掃除して
You do the pizza. あなたはピザを作って

つまり、この語順を使います。 do + the + 名詞
「do the cooking」などの使い方もありますが、今回は、このインフォーマルな「do」の使い方だけを説明しますね。
また、「do the accounts」や「do the taxes」という言い方もよく耳にします。

I am doing the accounts.
私は家計簿をつけている。

I am doing the taxes.
私は納税の手続きをしている。

最後に、自分の身なりを整える時には、このように「do」を使います。

What are you doing right now?
I am doing my hair. 
After that, do you have time?
Nope. I have to do my nails next.
今何してんの?
髪の毛セットしてるー。
そのあと時間ある?
ううん、次はマニキュア塗らなきゃなの。

3 件のコメント

  • こんにちは!
    いつも更新楽しみにしています:-)
    ところで質問なのですが、”fly by”って「あっという間」という意味ですか?

  • Leave a Reply to Syu コメントをキャンセル

    記事を書いたLukeについて

    英語の教師と作家。父はイギリス人、母はアメリカ人。イギリス生まれ、13歳でアメリカへ。卒業後はワシントンDCで記者。現在東京に在住。著書に『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『とりあえずは英語でなんと言う?』 (大和書房)、など。NHK基礎英語1と婦人公論の連載。